【MLB】大谷翔平、先輩・雄星落胆させた会心弾に米記者注目「日本ではビッグニュースになる」
先輩の初球を完璧に捉えた一撃に米記者「ばかげている」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地のマリナーズ戦に「2番・DH」で出場。菊池雄星投手から第1打席で16号本塁打を放った。MLB公式ツイッターが動画付きで速報。花巻東の先輩からの一撃に、米記者は「日本ではビッグニュースになるだろう」などと注目を寄せている。
大谷が先輩を粉砕した。初回1死で迎えた第1打席、菊池の初球だ。甘く入ってきた94マイル(約151キロ)をフルスイング。火の出るような打球はバックスクリーン左へ飛び込む先制ソロだ。大谷は悠々とダイヤモンドを一周。菊池は悔しさを押し隠し、表情を変えなかった。
大谷が菊池と対戦するのは2019年以来。同年の6月8日(同9日)に本塁打を放っており、これがメジャー2本目となった。日本人対決に米記者も注目。米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」のキャスター、パトリック・オニール記者は「今季初対戦のキクチの初球をオオタニが16号本塁打。日本ではビッグニュースになるだろう!」とツイートしている。
また米メディア「バースツールスポーツ」のジャレッド・カラビス記者も自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニは本当にとんでもない。何度言ったとしても気にしない。10奪三振した翌日にMLB本塁打ランキングのトップに近づく本塁打を放つなんてありえないことなんだ。ばかげている」と登板翌日の特大弾への驚きをつづれば、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLBアナリストのベン・バーランダー氏も「ショウヘイ・オオタニなら左対左でもセンターの1番深いところまで飛ばせる」とツイート。サウスポーからの特大弾に最敬礼だった。(THE ANSWER編集部)