【MLB】大谷翔平、二刀流旋風はオランダにまで波及 地元紙が絶賛「神童」「唯一無二の存在」
オランダ地元紙が大谷を特集
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投打の活躍で米メディアの注目を集めているが、二刀流の話題はオランダにまで波及したようだ。地元紙は「神童オオタニ」として異例の特集。侍ジャパンでの伝説の一撃を振り返るなど、国際的な知名度も高まりを見せている。
今季ア・リーグMVP候補にも挙がるほどの爆発を見せている大谷。米メディアを席巻する中、欧州では野球の盛んなオランダでも注目を高めている。地元紙「デ・フォルクスクラント」は「神童オオタニは投手であり、打者でもあり、とても速く、多くのホームランを放つ」と見出しを付けて記事を掲載している。
記事では「この100年間、米球界では日本のショウヘイ・オオタニのような選手を目にすることはなかった。26歳のロサンゼルス・エンゼルスのスター選手は愛好家たちに神話の生物である唯一無二の存在、ユニコーンに例えられている。何がそこまで例外的にたらしめているのか。オオタニは投手であり、打者なのだ。彼はどちらの分野でも最高の選手と対抗できる」と絶賛している。
記事では4月のホワイトソックス戦で、投手としては160キロの豪速球を投げ、同じ試合で打者としても約130メートルの本塁打を放ったことを紹介。WBC強化試合として行われた2016年11月のオランダ戦で、日本代表の一員だった大谷が東京ドームの屋根を直撃する二塁打を放ったことも振り返り「オランダ代表もオオタニのパワーには発言権があるのだ」と報じている。
ヤンキースなどで投手として活躍したCC・サバシア氏が「オレが見た中で、最高の選手」と絶賛したことなども伝えながら、大谷のこれまでのキャリアも特集では紹介。ベーブ・ルース以来の二刀流旋風の猛威はもはや、米国内にとどまらない様子だ。(THE ANSWER編集部)