『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が登場し、アニメ『クレヨンしんちゃん』についての解説授業を行った。

▶︎動画:『クレヨンしんちゃん』アニメ化の衝撃裏話「本命の作品を通すためのかませ犬だった」

 番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”に平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの高橋真麻、AKB48の横山由依、乃木坂46の田村真佑らが出演。

 今年で放送30周年を迎える『クレヨンしんちゃん』。子どもから大人までファン層は幅広いが、原作はもともと青年誌に掲載されていたギャグ漫画だった。青年向けということもあり、原作の方はアニメよりもよりディープな下ネタが表現されている。

 青年誌での連載開始から2年後の1992年、クレヨンしんちゃんはテレビ朝日のアニメ番組候補として、企画書が上層部に提出された。しかし、当初は本命の作品が別にあり、その作品を引き立てるための「かませ犬」的役割として、企画が提出されたというのだ。

 国民的アニメの衝撃的な裏話に、スタジオからは驚きの声が上がり、澤部は「当時のスタッフさんが教えてくれたんですか?『かませ犬だったんですよ〜』って?」とツッコむ。長田が「教えてくれました」と頷くと、澤部は「聞きたくないよ」とショックを受けた様子で、笑いを誘った。

 落とされること前提で出されたクレヨンしんちゃんの企画書だったが、上層部からは「サザエさんともちびまる子ちゃんとも違う、大人が子どもに振り回される斬新な家族アニメだ!」と高評価だったといい、アニメ化が決定した。

 記念すべきアニメ第1話では、しんちゃんが股間に「ぞうさん」の落書きをし、丸出しで初登場。母・みさえから「お買い物に行ってきて」と頼まれると「オマエが行けよ、みさえ」と呼び捨てにするなど、5歳らしからぬ態度全開だった。

 この放送に、当時の子どもたちは大爆笑だったが、大人たちは大激怒。ゴールデン帯の放送だったが、視聴率は4%とかなり低く、早々に打ち切りムードが広がっていたという。 アニメ制作スタッフは、「どうせ打ち切りになるなら、とことん子ども向けに振り切ろう」と決意。おバカ路線を極めることで、子どものファンをどんどん獲得していった。そして、1年3ヶ月後、世帯視聴率は28.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)にものぼり、超人気国民的アニメとなったのだった。