川崎が苦しむも10人の横浜に勝利!!次戦の結果次第でリーグ最速優勝
[J1第30節]川崎3-1横浜/11月18日/等々力
11月18日、ACLのスケジュールの影響で30節の1試合が先立って開催され、等々力陸上競技場では“神奈川ダービー”となる川崎と横浜の一戦が行なわれた。
両チームとも中3日でのゲーム。週末にはアウェーでの28節・大分戦を控える川崎は、リーグ最速優勝へ勝って王手をかけたいところ。14日の鹿島戦(△1-1)からスタメンを3人入れ替え、その鹿島戦で戦列復帰を果たしたMF長谷川を先発に起用。またベンチにはこちらも戦列を離れていたFW小林が入った。
システムは通常通り4-3-3。GKチョン・ソンリョン、最終ラインは右から山根、ジェジエウ、谷口、登里、中盤はアンカーに守田、インサイドハーフに田中、脇坂、3トップは右から齋藤、L・ダミアン、長谷川の並びとなった。
一方、週末のゲームで浦和に6-2と快勝した横浜は、先発8人を変更。システムは4-3-3で、GKは高丘、4バックは右から松原、畠中、T・マルチンス、ティーラトン、2ボランチは扇原、喜田、トップ下はM・ジュニオール、3トップは右から水沼、J・サントス、エリキが入った。
昨年の等々力でのゲームでは、リーグを制した横浜が川崎に4-1と快勝。川崎は今季のアウェーでの一戦では横浜に勝利しているが、鬼木達監督が語ったように、リベンジに燃えるゲームともなった。
ゲームは序盤から、両チームとも気合い十分の熱い攻防となる。川崎はポゼッションを狙いつつ、横浜はハイラインをキープしたインテンシティの高いサッカーで対抗。
横浜はCBコンビ、左SBのティーラトンらの配球を活かし、M・ジュニオールが上手く前を向いて攻撃を構築。3トップを含めて川崎のゴールへと徐々に迫った。
一方、川崎は横浜の圧に押され、なかなか良い形が作れない。それでも球際では身体を張った。
その後、横浜がリズムよく試合を展開していたが、39分に大きな動きが。川崎が中盤でボールをカットすると、田中がフィード。齋藤が走り込むと、横浜GK高丘がエリア外で手でボールに触れてしまい、レッドカードが提示された。
10人になった横浜は水沼に代えてGKオビを投入。戦い方の変更を余儀なくされる。ただ前半はスコアは動かず、0-0で折り返した。
川崎は後半頭から長谷川に代えて三笘、田中に代えて大島を投入。川崎は三笘の突破力を活かしてゴールを目指す。
すると52分に川崎が先制に成功する。右サイドからのクロスを逆サイドで三笘が受けると、一度はパスはDFにクリアされるも、ルーズボールを蹴り込んでネットを揺らした。
一方、10人の横浜も7分後に同点に追いつく。ティーラトンが蹴った右CKに畠中が打点の高いヘッドで合わせた。
その後は川崎が攻め、横浜がカウンターを狙う構図で試合は進む。ともに決定機は作るが、追加点は生まれず。
それでも諦めなかった川崎は90分に勝ち越し弾を奪う。右サイドのクロスから最後はDFと競りながらCBのジェジエウが押し込んだ。
さらに後半アディショナルタイムには三笘が左サイドを突破。中央で受けた小林が決めて、川崎は3-1で勝利。
川崎は次戦、28節の大分戦で勝利するればリーグ最速優勝が決定。引き分けか敗れたとしても、浦和と対戦する2位のG大阪の結果次第で優勝が決まる可能性がある。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【J1第30節PHOTO】川崎3−1横浜|圧巻の等々力劇場!途中出場・三笘薫の1G1Aの活躍で川崎が優勝に王手!
11月18日、ACLのスケジュールの影響で30節の1試合が先立って開催され、等々力陸上競技場では“神奈川ダービー”となる川崎と横浜の一戦が行なわれた。
両チームとも中3日でのゲーム。週末にはアウェーでの28節・大分戦を控える川崎は、リーグ最速優勝へ勝って王手をかけたいところ。14日の鹿島戦(△1-1)からスタメンを3人入れ替え、その鹿島戦で戦列復帰を果たしたMF長谷川を先発に起用。またベンチにはこちらも戦列を離れていたFW小林が入った。
一方、週末のゲームで浦和に6-2と快勝した横浜は、先発8人を変更。システムは4-3-3で、GKは高丘、4バックは右から松原、畠中、T・マルチンス、ティーラトン、2ボランチは扇原、喜田、トップ下はM・ジュニオール、3トップは右から水沼、J・サントス、エリキが入った。
昨年の等々力でのゲームでは、リーグを制した横浜が川崎に4-1と快勝。川崎は今季のアウェーでの一戦では横浜に勝利しているが、鬼木達監督が語ったように、リベンジに燃えるゲームともなった。
ゲームは序盤から、両チームとも気合い十分の熱い攻防となる。川崎はポゼッションを狙いつつ、横浜はハイラインをキープしたインテンシティの高いサッカーで対抗。
横浜はCBコンビ、左SBのティーラトンらの配球を活かし、M・ジュニオールが上手く前を向いて攻撃を構築。3トップを含めて川崎のゴールへと徐々に迫った。
一方、川崎は横浜の圧に押され、なかなか良い形が作れない。それでも球際では身体を張った。
その後、横浜がリズムよく試合を展開していたが、39分に大きな動きが。川崎が中盤でボールをカットすると、田中がフィード。齋藤が走り込むと、横浜GK高丘がエリア外で手でボールに触れてしまい、レッドカードが提示された。
10人になった横浜は水沼に代えてGKオビを投入。戦い方の変更を余儀なくされる。ただ前半はスコアは動かず、0-0で折り返した。
川崎は後半頭から長谷川に代えて三笘、田中に代えて大島を投入。川崎は三笘の突破力を活かしてゴールを目指す。
すると52分に川崎が先制に成功する。右サイドからのクロスを逆サイドで三笘が受けると、一度はパスはDFにクリアされるも、ルーズボールを蹴り込んでネットを揺らした。
一方、10人の横浜も7分後に同点に追いつく。ティーラトンが蹴った右CKに畠中が打点の高いヘッドで合わせた。
その後は川崎が攻め、横浜がカウンターを狙う構図で試合は進む。ともに決定機は作るが、追加点は生まれず。
それでも諦めなかった川崎は90分に勝ち越し弾を奪う。右サイドのクロスから最後はDFと競りながらCBのジェジエウが押し込んだ。
さらに後半アディショナルタイムには三笘が左サイドを突破。中央で受けた小林が決めて、川崎は3-1で勝利。
川崎は次戦、28節の大分戦で勝利するればリーグ最速優勝が決定。引き分けか敗れたとしても、浦和と対戦する2位のG大阪の結果次第で優勝が決まる可能性がある。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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