社内のワークステーションパワーを自宅で使う - HP ZCentralソリューション
○多様化する働き方を支援するリモートワークステーション
日本HPは、在宅からでも会社のHPワークステーションのパワフルな性能を利用できる仕組みとして、「HP ZCentralソリューション」を発表しました。あわせてラックマウント専用ワークステーション「HP ZCentral 4R Workstation」をはじめとした、ワークステーション製品も発表しています。
新製品の価格(税別)と発売日
HP ZCentral Connect:15,000円:11月中旬
HP ZCentral 4RWorkstation:390,000円〜:11月中旬
HP Z2 Mini G5 Workstation:163,000円〜:10月下旬
HP Z2 SFF G5 Workstation:115,000円〜:10月下旬
HP Z2 Tower G5 Workstation:122,500円〜:10月下旬
HP Z1 Entry Tower G6:168,000円〜:10月下旬
HP ZBook Fury 15 G7:324,000円〜:11月中旬
HP ZBook Fury 17 G7:356,000円〜:10月下旬
HP ZBook Studio G7(NVIDIA Quadro RTX 5000):738,000円〜:11月上旬
HP ZBook Create G7(NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER):456,000円〜:11月上旬
通常のオフィスワーカーと異なり、設計・製造やクリエイター業務では高いCPU性能とGPU性能が求められます。ニューノーマル時代の働き方はクリエイターにマッチしており、プロクリエイターやパワーユーザーは80%が在宅勤務の継続を求めているそうです。
一方、コロナ禍によって会社から支給されたのは「普通のノートパソコン」というケースが多いのも事実。性能が不十分で生産性を十分に発揮できませんし、会社には使われないワークステーションが眠ることに。
会社のワークステーションを自宅に運んで使うとなると、資産管理の問題が生じ、IT管理者の負担が大きく増えます。機密情報の持ち出しリスクも無視できません。
そこでHPが提供するのが、「ワークステーションをリモート接続する」という今回のHP ZCentralソリューションです。
従来、「HP Remote Graphics Software (RGS)」と呼ばれていたソフトウェアが今回「HP ZCentral Remote Boost」と名称を変え、新たにLinux(RedHat、Ubuntu)にも対応しました。
ワークステーション側で「Sender」を実行すれば、ワークステーションの性能を社内のどこからでも、一般的なPCから利用可能になります。ワークステーションの強力なCPU・GPU性能を、占有する使い方もできるわけです。なお、リモート側には画面データのみが送信されるため、データ保護とセキュリティ面でも有利です。
Zシリーズのワークステーションには、ZCentral Remote Boost Senderライセンスが付与されているため、追加の費用は不要。クライアントソフトの「ZCentral Remote Boost Receiver」は、Windows、Mac、Linux用が提供され、こちらも無償で使えます。
在宅から社内のワークステーションを利用するには、外部からのアクセス制御が必要。これを実現するのが「HP ZCentral Connect」です。社内ワークステーションの動作状況やリモートアクセスに必要な設定を、在宅でも管理可能。部門別に確保したワークステーションのリソースを、接続管理サーバーによって自動で割り振ったり、保守もリモートから行えます。
○デスクトップワークステーションをラックに収納可能
在宅勤務が主体となった場合、社内のワークステーションは1カ所にまとめて置いたほうが、保守や管理上で都合がいいでしょう。従来、机の上や下に置いていたデスクトップ型のHPワークステーションは、ラックに収納することが可能です。
さらに、ZCentralでの利用を前提とした、ラックマウント専用のHP ZCentral 4R Workstationが加わります。デスクトップワークステーションのHP Z4 Workstationと同等の性能を、ラックマウント用のサーバー機器では最小の1Uサイズで実現しました。
デスクトップ型とノート型のワークステーション新モデルも登場。第10世代Intel Coreプロセッサによる高い性能を持ちます。また、パッケージ材のプラスチックフリーや、オーシャンバウンド・プラスチックの使用といった、サステナビリティにも考慮。米国の環境評価システム「EPEAT Gole」も取得予定となっています。
中でも「Fury」というサブブランドの付いたノート型ワークステーションは、放熱性を上げるためにベイパーチャンバーと液晶ポリマー製ファンを採用。ツールレスでメモリやストレージにアクセス可能という、ノート型らしからぬ特徴を持っています。なお、HP ZBook StudioとCreate G7は新モデルではありませんが、それぞれNVIDIA Quadro RTX 5000、GeForce RTX 2080 SUPERに対応したモデルが追加されました。
日本HPは、在宅からでも会社のHPワークステーションのパワフルな性能を利用できる仕組みとして、「HP ZCentralソリューション」を発表しました。あわせてラックマウント専用ワークステーション「HP ZCentral 4R Workstation」をはじめとした、ワークステーション製品も発表しています。
新製品の価格(税別)と発売日
HP ZCentral Connect:15,000円:11月中旬
HP ZCentral 4RWorkstation:390,000円〜:11月中旬
HP Z2 Mini G5 Workstation:163,000円〜:10月下旬
HP Z2 SFF G5 Workstation:115,000円〜:10月下旬
HP Z2 Tower G5 Workstation:122,500円〜:10月下旬
HP Z1 Entry Tower G6:168,000円〜:10月下旬
HP ZBook Fury 15 G7:324,000円〜:11月中旬
HP ZBook Fury 17 G7:356,000円〜:10月下旬
HP ZBook Studio G7(NVIDIA Quadro RTX 5000):738,000円〜:11月上旬
HP ZBook Create G7(NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER):456,000円〜:11月上旬
通常のオフィスワーカーと異なり、設計・製造やクリエイター業務では高いCPU性能とGPU性能が求められます。ニューノーマル時代の働き方はクリエイターにマッチしており、プロクリエイターやパワーユーザーは80%が在宅勤務の継続を求めているそうです。
一方、コロナ禍によって会社から支給されたのは「普通のノートパソコン」というケースが多いのも事実。性能が不十分で生産性を十分に発揮できませんし、会社には使われないワークステーションが眠ることに。
会社のワークステーションを自宅に運んで使うとなると、資産管理の問題が生じ、IT管理者の負担が大きく増えます。機密情報の持ち出しリスクも無視できません。
そこでHPが提供するのが、「ワークステーションをリモート接続する」という今回のHP ZCentralソリューションです。
従来、「HP Remote Graphics Software (RGS)」と呼ばれていたソフトウェアが今回「HP ZCentral Remote Boost」と名称を変え、新たにLinux(RedHat、Ubuntu)にも対応しました。
ワークステーション側で「Sender」を実行すれば、ワークステーションの性能を社内のどこからでも、一般的なPCから利用可能になります。ワークステーションの強力なCPU・GPU性能を、占有する使い方もできるわけです。なお、リモート側には画面データのみが送信されるため、データ保護とセキュリティ面でも有利です。
Zシリーズのワークステーションには、ZCentral Remote Boost Senderライセンスが付与されているため、追加の費用は不要。クライアントソフトの「ZCentral Remote Boost Receiver」は、Windows、Mac、Linux用が提供され、こちらも無償で使えます。
在宅から社内のワークステーションを利用するには、外部からのアクセス制御が必要。これを実現するのが「HP ZCentral Connect」です。社内ワークステーションの動作状況やリモートアクセスに必要な設定を、在宅でも管理可能。部門別に確保したワークステーションのリソースを、接続管理サーバーによって自動で割り振ったり、保守もリモートから行えます。
○デスクトップワークステーションをラックに収納可能
在宅勤務が主体となった場合、社内のワークステーションは1カ所にまとめて置いたほうが、保守や管理上で都合がいいでしょう。従来、机の上や下に置いていたデスクトップ型のHPワークステーションは、ラックに収納することが可能です。
さらに、ZCentralでの利用を前提とした、ラックマウント専用のHP ZCentral 4R Workstationが加わります。デスクトップワークステーションのHP Z4 Workstationと同等の性能を、ラックマウント用のサーバー機器では最小の1Uサイズで実現しました。
デスクトップ型とノート型のワークステーション新モデルも登場。第10世代Intel Coreプロセッサによる高い性能を持ちます。また、パッケージ材のプラスチックフリーや、オーシャンバウンド・プラスチックの使用といった、サステナビリティにも考慮。米国の環境評価システム「EPEAT Gole」も取得予定となっています。
中でも「Fury」というサブブランドの付いたノート型ワークステーションは、放熱性を上げるためにベイパーチャンバーと液晶ポリマー製ファンを採用。ツールレスでメモリやストレージにアクセス可能という、ノート型らしからぬ特徴を持っています。なお、HP ZBook StudioとCreate G7は新モデルではありませんが、それぞれNVIDIA Quadro RTX 5000、GeForce RTX 2080 SUPERに対応したモデルが追加されました。