【海外発!Breaking News】「助かる確率は0.1%」敗血症で両脚を切断した2歳男児が三輪車に乗れるように(ポーランド)
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ポーランド西部ヴロツワフに住むパトリシア・シマンスキさん(Patrycja Szymańska、28)の息子オリヴィエ君(Oliwier、2)が先月23日、初めて三輪車に乗った。オリヴィエ君は生後2か月の時に髄膜炎菌敗血症を患い、2018年2月に両脚の一部を切断しており、義足を付けての挑戦だった。
パトリシアさんは当時のことをこう振り返る。
「ある晩、オリヴィエが微熱を出して泣き止まなかったので、病院へ連れて行きました。医師には『しばらく様子をみましょう』と言われましたが、ほどなくして『髄膜炎菌敗血症に罹っているので、設備が整った病院に転院させます』と告げられました。」
「その2日後のことでした。担当医に『オリヴィエ君が生存できる可能性は0.1%です』と告げられました。あの時の医師の無感情な言い回し、表情は今でも鮮明に覚えています。医師は私たちに“死”がすぐそこに迫っていると明かし『この病気が今後、オリヴィエ君にどんな影響を及ぼすのか全くわかりません。彼は我々とここにいるべき患者ではないのです。ただ今はどうにもならない状態です』と非情な言葉を放ったのです。」
「オリヴィエは敗血症性ショックで多臓器不全を起こし、腎臓は1か月ほどほとんど機能していませんでした。また壊死の範囲は身体の50%にも及びました。」
それでもオリヴィエ君は奇跡的に持ち直し、薬による昏睡状態から目覚めた。しかしその後は両脚ふくらはぎ、お尻、手から肘にかけて広範囲に及んだ壊死組織を取り除くつらい手術が待っていた。特に脚の壊疽は深刻で、医師はオリヴィエ君の命を救うために左脚の膝下と右足首下を切断した。右脚は何とか維持できたものの、膝から下は皮膚移植が必要で、その手術は複数回に及んだ。
こうして入退院を繰り返しながらも、オリヴィエ君は時間をかけて義足で歩くことを学んできた。成長が著しいオリヴィエ君の義足は4〜6か月毎に新しいものと取り替えなくてはならず、まだ走ることはできない。しかしその足取りはしっかりとしており、パトリシアさんは「オリヴィエはかなりのいたずらっ子。他の2歳児がすることを何でもやりたがり、できないことでも決して諦めたりしないのです。きっとそのうち『僕、走りたい』と言い出すと思いますよ」と笑う。
そして8月23日、オリヴィエ君が三輪車に初めて乗った。ペダルがないため義足で地面を蹴らなくてはならないが、そんなハンデなどものともせずにとても楽しそうだ。
パトリシアさんは最後に、オリヴィエ君がここまで元気を取り戻したことについてこう述べている。
「あの子はいつも笑顔で、私たちに『不可能なことはないんだ』と教えてくれます。生存できる確率がたった0.1%しかなかったあの子のこれまでの頑張りを考えたら、三輪車に乗っていることはまるで魔法にでもかかったような、そんな素晴らしい一歩なんですよ。」
画像は『LADbible 2020年8月30日付「Boy Who Had Both Feet Amputated Rides Bike For First Time」(Credit: Caters)』『Metro 2020年8月30日付「Toddler who had both legs amputated due to sepsis learns to ride a bike for first time」(Picture: Caters)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

