久しぶりの旅行に大はしゃぎだったというが、この後に悲劇が……

「酒太りした体の彼女を見て、『あ〜、もう芸能人じゃないんだな』と、あらためて思いました」

「彼女」とは、最近、表舞台で見ることがなくなった坂口杏里(29)のこと。冒頭のコメントは、坂口と6月上旬に一緒に遊んでいたA氏が、本誌の直撃に答えたもの。

「僕らは今、杏里が勤めている歌舞伎町のキャバクラでよく遊んでいる仲間なんです。

 杏里は口癖のように『コロナ、ちょーストレス。どっかで思い切り遊びたい!』と言っていたので、僕らの仲間と彼女のお店のコたち5〜6人で海に遊びに行ったんです」(A氏)

 A氏の「仲間」とは、都内を中心にリフォーム詐欺で荒稼ぎしている半グレ集団。コロナ禍のなかでも羽振りよく豪遊している、店の常連客だという。

 一行は関東某所の海で、バーベキューや水上バイクを楽しんでいた。当日の様子を、目撃した人物が語る。

「男性が運転する水上バイクに坂口さんを乗っていたんですが、予想以上のスピードに驚いたのか、キャーキャー叫んでいました。その様子を笑いながら見ていたら、彼女が海に落ちてしまって。

 おもしろかったのは、そのあと。運転手の男性が、やっとの思いで坂口さんをバイクに乗せたら、半ケツ状態(笑)。よほど怖かったのか、半べそをかいているようでした」

 坂口といえば、セクシー女優、バンド活動など、職を転々としてきた。その後、歌舞伎町で「夜の街の住人」として働いていたのだが……。

「2020年に入ってからだけでも、6軒の店で働いてますよ。系列店から声がかかって、あちこち行き来している感じです」

 そう語るのは、彼女を知る歌舞伎町の飲食店関係者。さらに、彼女と働いたことのある、別の関係者も続ける。

「店側が彼女を雇うのは、客寄せパンダになるから。それを、自分がチヤホヤされていると勘違いしているんです」

 母で女優の坂口良子さんを亡くして7年。なんだかんだいっても、“有名女優の娘” は引く手あまた。世の中、なんて不公平−−。

(週刊FLASH 2020年8月11日号)