本編より凶悪な『キラーソファ』ポスタービジュアル
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 呪われたソファが惚れた女性に近寄る人々を血祭りにあげていく、ニュージーランド発の衝撃ホラー『キラーソファ』が、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催される「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」内で、6月26日より公開される。

 家にいる時間を豊かに飾るうえで欠かせない素敵なインテリアの数々。お気に入りの一品との出会いは、人生を左右する瞬間と言っても過言ではないが、もしそんな大切な家具が殺人鬼だったら……? そんな恐怖を映像化したのが本作だ。

 事件は、ヒロインのフランチェスカが行方不明になった知人の一人掛けソファを譲り受けたことからはじまる。実はそのソファは呪われており、男たちを魅了するフランチェスカに恋をしてしまう事態に。彼女を休ませるだけに飽き足らず、その身も心も独占しようと望むソファは、殺人鬼となって家を訪れる人間に次々と襲いかかる。

 公開された予告編では、ソファによる凶行の一端が明らかに。背もたれのボタンがつぶらな瞳のようで、立ち上がる(?)さまもかわいさにあふれており、怖いのかキュートなのか? 複雑な思いが胸に去来する。しかし、自分を燃やそうとする相手のマッチの火を吹き消してしまうなど、頭脳派な一面も映し出されており、かわいいからと油断はできない。果たして、人間対ソファの戦いの行方は。

 ニュージーランドで活動する監督のバーニー・ラオが、製作・脚本・撮影・編集を兼任。ピイミオ・メイ、ジェド・ブロフィー、ナタリー・モリス、ジム・バルタクセらが出演する。(編集部・入倉功一)

映画『キラーソファ』は6月26日よりヒューマントラスシネマ渋谷にて公開
「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」は6月19日より開催