飼い主によってアルパカのようになってしまったポメラニアン(画像は『HERMIONE OLIVIA. 2020年4月13日付Instagram「Take it from @bossmash and wait until the professionals are back」』のスクリーンショット)

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新型コロナウイルスの影響で世界中の都市がロックダウン(都市封鎖)され、人々は不便な生活を強いられている。そんななかオーストラリアの女性が、トリミングサロンが閉店しているため飼っているポメラニアンのトリミングに挑戦したが、後悔することになったようだ。『New York Post』『Mirror』などが伝えている。

オーストラリアでは先月18日に緊急非常事態宣言が発令され、23日の正午からロックダウンが始まった。街ではパブやクラブ、映画館、礼拝所などが閉鎖されたほか、飲食店はテイクアウトのみの営業が許可された。

そのロックダウンから4週間目に差しかかる頃、シドニー在住のハーマイオニー・オリビアさん(Hermione Olivia)は雄で13歳になるポメラニアン“マッシュ(Mash)”の毛が伸びきっていることに気づいた。不要不急の外出が禁じられているうえトリミングサロンが閉鎖していることもあり、彼女は自分でマッシュをトリミングしようと思い立ったのだ。

しかしハーマイオニーさんはトリミングを甘く見ていたようだ。その結果、マッシュはポメラニアン特有のふわふわしたイメージは全くなく、無造作にカットされた毛はところどころでこぼこしていた。当のマッシュも何となく哀しげな表情をしているように見える。

ハーマイオニーさんは今月13日にトリミング後のマッシュの姿をInstagramに投稿し「プロのトリマーが再開してから、マッシュを何とかすることに決めたわ」と記しているが、このマッシュの変わり果てた姿は多くの人に笑いをもたらしたようで次のようなコメントが寄せられた。

「まるで、アルパカの赤ちゃんみたい!」
「そうそう、こんな笑いが欲しかったのよ。投稿してくれてありがとう。」
「うちの犬も私がトリミングしたんだけど、リスみたいになっちゃった。」
「私も簡単だと思って数日前にカットしたけど、本当に難しかったわ。」

どうやらハーマイオニーさん以外にもロックダウンの影響により、自分でペットのトリミングをして後悔している人がいたようである。

ちなみにオーストラリアでは、徹底した非居住者の入国禁止に加え外出禁止などが功をなし、ここ数日間は感染者の拡大が抑えられているとのことだ。このまま順調に感染者を抑え込むことによってロックダウン解除も間近となり、マッシュがプロのトリマーによって綺麗にカットしてもらう日もそう遠くはないだろう。

画像は『HERMIONE OLIVIA. 2020年4月13日付Instagram「Take it from @bossmash and wait until the professionals are back」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)