松重豊、シュールすぎる『猫役』演じるウラで“実物の猫がダメ”だったワケ
漫画家・ほしよりこさんの人気コミックを実写化したミニドラマ『きょうの猫村さん』(テレビ東京系)が、4月8日からスタートした。猫の“猫村ねこ”が家政婦として働く日々を描いた、ほのぼの作品だ。
【写真】シュールすぎるビジュアルが話題!「家政婦の猫」を演じる松重豊
「『猫村さん』の原作者であるほし先生は、業界内では“難攻不落の大物作家”として知られていました。これまで何度となくあった『猫村さん』のアニメ化や映画化のオファーは全部断っていて。そんな作品が映像に……しかも実写ということで、それだけでも十分注目なんですが、さらに主演を務めるのが、あの松重さんですからね(笑)。放送前から話題になりました」(テレビ局関係者)
“猫村さん”に扮する松重豊は、テレビ東京系の人気ドラマシリーズ『孤独のグルメ』で大ブレイクを果たした個性派俳優。
「原作で猫村さんは“猫の家政婦さん”……つまり小柄なメス猫の設定なんですが、それを飛び越えて、身長188センチの“コワモテおじさん”に堂々とかぶり物をさせるというシュールっぷりですから(笑)。“なんだよソレ!!”とツッコまざるをえないですよ」(テレビ誌編集者)
猫NGの体質だったのだが……
そんな松重だが、見かけによらないナイーブな一面が。
「松重さん、実は“猫がダメ”だったんですよ。なんでもひどいアレルギー体質だったとか……。猫はもちろん、鳥や花粉、ホコリもNGで」(舞台関係者)
以来、猫よりも“犬派”。大の愛犬家だと聞けば、さぞ、いかつい大型犬でも引き連れているのだろうと思いきや、
「フレンチブルドッグを飼っているんです。もともと俳優仲間の勝村政信さんが同じようにフレンチブルドッグを飼っていたんです。それを見た松重さんがフレブルにひと目惚れして“わが家でも飼おう”ということになったそうですよ」(同・舞台関係者)
勝村とは、売れる前の下積み時代からの仲。俳優としての悩みを打ち明けられる、松重のよき理解者だという。
「松重さん“外では勝村、家では犬が僕の理解者なの”なんて冗談を言ってましたけど(笑)。撮影のないときは、ワンちゃんと一緒に散歩するのが松重さんの日課だそう」(同・舞台関係者)
ところが、そんな愛犬家のもとに数年前、新たな家族が加わった。もう1匹犬を飼ったのかと思いきや、迎え入れたのはNGだったはずの猫。
「ロシアンブルーの猫ちゃんも飼っているんです。こっちは奥様が、ペットショップでひと目惚れしたそうで。アレルギーのほうは“免疫治療で、ほぼ完治したから”って」(同・舞台関係者)
肝心のドラマのほうだが、ミニドラマというだけあって、放送時間たったの2分半という異例の短さながら、初回放送後のSNS上の反響は《癒された》《かわいい》《笑った》……と上々。松重の“猫っぷり”にも高評価が。
《確かに猫だった。歩きながら蝶にちょっかい出したり》
《猫よけペットボトルの避け方がうまいよ松重さん》
さては飼ってる猫ちゃんを眺めて研究した!?