小池百合子都知事の外出自粛要請を受け、食料などを求めてスーパーのレジに長い列を作る買い物客=26日

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 東京都の小池百合子知事が25日夜の記者会見で、不要不急の外出自粛要請への協力を突然に求めたことを受け、スーパー各社は26日、対応に追われた。

 「来店客や従業員の安全が確保できないと判断した場合、店長判断で店舗の一時休店や入場制限を行えるよう準備している」。食品スーパー大手の関係者は切迫した現状を明かした。

 一方、ライフコーポレーションの担当者は「地域のライフラインとして商品の供給は必要であり、営業を継続するという方針のもと供給体制や混乱回避策を検討中だ」とし、「現時点で営業休止は検討していない」と話す。サミットの担当者も「営業休止は考えていないが、従業員が外出への不安を感じ欠勤する可能性があり、消費者に100%満足してもらえるような体制が整えられなくなる可能性がある」と苦悩を口にした。

 また、スーパー各社では25日の夜から保存性の高い米や冷凍食品を買い求める動きが強まっており、「極端な買い占めなどが発生した場合、新たに購入点数の制限を設ける可能性がある」(サミット担当者)、「必要以上の購入を控えてほしい」(食品スーパー大手の関係者)など、消費者に対し冷静な購買行動を呼びかけている。