『ジョジョ・ラビット』で第92回アカデミー賞脚色賞を受賞したタイカ・ワイティティ監督がNetflixオリジナルシリーズ『チャーリーとチョコレート工場』のアニメーション映画を2本監督することになったと米ヴァラエティ誌などが報じた。

『チャーリーとチョコレート工場』は、小説家ロアルド・ダールが1964年に発表した児童小説。巨大なチョコレート工場のある街に住む貧しい少年チャーリーが、ゴールデンチケットを手に入れたことから奇想天外なチョコレート工場の冒険の旅に出る。

風刺やユーモアに富み、世界中にファンを持つダールの作品とあって、1971年にはジーン・ワイルダーをチョコレート工場の工場長ウィリー・ウォンカ役に迎えて『夢のチョコレート工場』が公開された。2005年にはティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組み、『チャーリーとチョコレート工場』が公開され、世界的に大ヒットを記録することとなった。

米ヴァラエティ誌によれば、ワイティティが脚本・監督・製作総指揮を務め、『チャーリーとチョコレート工場』を原作にして、1本は『チャーリーとチョコレート工場』を、もう1本は作中に登場し、チョコレート工場でカカオ豆と引き換えに工場勤務をする小人のウンパルンパを主人公に据えたアニメーション映画になるという。

日本では『シェア・ハウス・ウィズ・ヴァンパイア』やマーベル映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』で知られるワイティティ監督。これまで監督した映画では、キャラクターたちがどんな状況にあろうともユーモアを欠かさず、ユニークな映画を作り上げてきた。だからこそ、風刺やユーモアに満ちたダールの作品をアニメーション映画化するにはこれ以上ふさわしい監督はいないだろう。

参考:https://variety.com/2020/tv/news/taika-waititi-netflix-charlie-and-the-chocolate-factory-animated-series-willy-wonka-oompa-loompa-1203524577/?fbclid=IwAR2PzvkR5ED9GGc7cf0sK9OztPIuRWgYTSOg1fHGDuY9hIUMj46ciruz7t4

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