ローマ指揮官、スモーリング&ムヒタリアンの完全移籍を望む「話し合っている」

写真拡大

 ローマを率いるパウロ・フォンセカ監督は、現在レンタルで加入しているイングランド人DFクリス・スモーリングとアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの完全移籍を望んでいるようだ。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 今季マンチェスター・Uからのレンタル移籍でローマに加入しているスモーリングはここまで公式戦26試合に出場し2ゴール1アシストを記録するなど中心選手として活躍している。

 フォンセカ監督は安定的なパフォーマンスを続けるスモーリングについて「クリスは偉大で、素晴らしいプロフェッショナル。ここ(セリエA)への適応は彼にとっては簡単だったようだ。彼は素晴らしいプロフェッショナルだから、このクラブの誰からも好かれている」と称賛し、残留を望んでいることを明かした。

「クリスには残って欲しいね。我々は話し合っているよ。実現できるかどうかはわからない。それはマンチェスター・U側の状況もあるからね。彼はとても重要な選手だからここに残ってくれることを本当に願っているよ」

 また、同じく今季はアーセナルからレンタル移籍で加入しているムヒタリアンは、ケガで離脱していた時期があるものの、ここまで公式戦18試合の出場で5ゴール2アシストを記録している。フォンセカ監督は同選手についても完全移籍となることを希望しているようだ。

「ミキ(ムヒタリアン)は今季負傷している時期もあったが、今は戻ってきて自分のクオリティを見せている。どうなるかは見ていこう。彼はピッチの上で素晴らしい判断をすることができる選手だ。ミキもここに残って欲しいと思っているよ」