【海外発!Breaking News】生活費一日30円だった女性が死去 生前に集まった寄付金1600万円の行方は?(中国)
ウーさんは朝はほとんど食べず、お昼か夕方には蒸しパン、もしくは唐辛子をかけたご飯を口にするだけの生活を5年も続けてきた。そのため彼女は体重21キロ、身長は135センチほどしかなかった。病院に運ばれる以前も体調に異変があったが、決して病院に行くことはなく「自分の治療費にお金を使いたくない」と話していたという。
しかしついにウーさんの体に限界がきてしまった。呼吸困難に陥り、搬送先の病院にそのまま入院することになったのだ。中国メディアはウーさんの成人女性とは思えない体型に衝撃を受け、こぞって彼女のことを報じた。そして多くの人が彼女を支援するために、あちこちで募金の呼びかけが行われた。
特に多額の寄付を集めたのが、中国の子供達を支援する慈善団体「中華少年児童慈善救助基金会(China Charities Aid Foundation for Children、CCAFC)」だった。CCAFCではウーさんの同意を得て募金を呼びかけ、最終的には100万元(約1600万円)を上回る金額が集まっていた。入院中のウーさんは当初、治療費としてCCAFCから2万元(約32万円)を受け取ったそうだ。
当時のウーさんは栄養失調の他に心臓や腎臓などにも疾患があり手術が必要だったが、30キロに満たない体重を増やしてから手術をする予定だった。ところが治療の甲斐なくウーさんは今月13日、病気の弟を残したままこの世を去ってしまった。彼女が亡くなったという一報は、中国の貧富の格差を浮き彫りにすることになった。
ところがSNS上で「ウーさんの寄付金はどこへ行ったの?」という話題が持ち上がった。CCAFCでは今月14日の声明で、2万元をウーさんに渡したものの、残りの98万元(1570万円)はウーさんの心臓などの手術費用に充てるために保持したままだと明かした。
