1月3日放送の『緊急里帰り!! 地元で給料全部つかう！大作戦』（テレビ東京系）で、アキラ100％が先月の給料を明かした。

　アキラは収録時の先月の給料について「裸を見せている僕でも給料を見せるのは恥ずかしい」とつぶやきながら、「先月の給料は80万円でございます」と告白。「たくさん営業に呼んでいただきましたので」と、多い日には1日3件の営業を回って稼いだという。

　その給料を、自分を育ててくれた故郷への恩返しとして全額使い切る企画に挑戦。

　アキラは出身地の秩父に凱旋して、地元の人とふれあいながら、幼稚園に絵本を32冊、母校の中学校の野球部にバットやボールなどの野球用品、小学校にラジカセ14台を進呈。

「同窓会に出たことがない。20代は俳優になりたくて、30代でお笑いを始めて交通費もないぐらいで、貧乏だったから、同級生にあまり会いたくなかった」と本音を告白。

「自分主催で同窓会を開きたい。もちろん会費はゼロで」と、自ら知人を頼りに同級生31人を集めて、同窓会を開催。多くの仲間と再会し、「タダ酒を飲む人っていい顔してるね」と感激。さらに持ちネタの「お盆芸」披露するが、「同級生の前では一瞬素になる」と恥ずかしがりつつ、お盆をひっくり返して、爆笑をさらっていた。

　結局、合計額は76万2225円で80万円全額使用とはならなかったが、「試合には負けたけど勝負には勝った。そういう清々しさがあります」と笑顔だった。

　アキラは2017年の『R-1ぐらんぷり』で優勝して賞金500万円を獲得。同年11月17日に行われた翌年の開催発表会見では「一夜にして人生が変わった。本当にジャパニーズドリーム」と笑顔。優勝する前はバイトもしていたそうで、「それまで1万4000円くらいだった給料が、今は100倍に近いくらいになった。今までの人生のなかで、本当に信じられない」と月給の激増ぶりを明かしていた。

『日経エンタテインメント！』2019年8月号掲載の「これから1年で消えると思う芸人」アンケートで、2年連続1位になったアキラ。だが、本人の実直な性格もあり、手堅く営業で稼いでいるようだ。