ルイス・ネリ(左)とエマヌエル・ロドリゲス(右 

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ロドリゲスの760万円の4倍超となる3260万円と報道

 ボクシングのWBCシルバー・バンタム級タイトルマッチは22日(日本時間23日)、前WBC世界同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)が前日計量に臨んだが、上限を1ポンド(約450グラム)オーバーでクリアできず。一発クリアした元IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトルコ)が試合を拒否したため、注目の一戦は中止となった。

 ラスベガスで起きた試合キャンセル騒動を報じた米専門メディア「ボクシングニュース」は「ロドリゲスがいくらの超過マネーを要求したのかは明確になっていない」とした上で、この試合のギャラはロドリゲスの7万ドル(約760万円)に対し、ネリは30万ドル(約3260万円)と伝えた。実に4倍以上も受け取る予定だったという。

 一方で、試合を拒否したロドリゲスについても言及。「ネリがただ1ポンド超過していただけだが、ロドリゲスは戦いたくなかったことは興味深い。もしあなたが1ポンド超過しているだけの相手と戦いたくない選手を見た時、それは両サイドが勝つ自信がないと黄色信号を出しているということだ」と互いに勝利に対し、弱気だったと苦言を呈した。(THE ANSWER編集部)