【海外発!Breaking News】15か月前に川に落とした iPhoneが充電で復活 無事持ち主の元に戻る(米)<動画あり>
川遊びの際に紛失したiPhoneが、トレジャーハンターのYouTuber(ユーチューバー)によって川底から1年3か月ぶりに発見され、無事持ち主の女性に届けられた。15か月もの間、防水ケースで保護されたまま川底に沈んでいたiPhoneだったが、充電したところ見事復活。女性は歓喜の声をあげている。
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米サウスカロライナ州ノースチャールストンに住むエリカ・ベネットさん(Erica Bennett)は2018年6月19日、同州を流れるエディスト川で、家族と一緒に大型の浮き輪で約2時間の川下りを楽しんだ。川下りの最中、エリカさんはiPhoneを防水ケースに入れて浮き輪に紐で括りつけておいたのだが、車で家路に向かう途中、音楽を聴こうとしてiPhoneがないことに気付いた。
「荷物をまとめて浮き輪から降りる際に川に落としてしまったに違いない」―そう思って夫のジェイソンさんが探しに戻ったものの、iPhoneは見つからなかった。しかしそれから1年3か月後、エリカさんはYouTuberのマイケル・ベネットさん(Michael Bennett)から「あなたのiPhoneを見つけたので届けたい」と突然連絡を受けたのだった。
YouTubeチャンネル「nuggetnoggin」が人気のマイケルさんは、12歳の時に金属探知機を手に入れてからというものトレジャーハンティングに取りつかれ、森に入ったり川に潜ったりしては指輪やカメラなどを探し出してきた。
今回川で偶然見つけたiPhoneはマイケルさんにとってもサプライズの連続だったようで、『ABC News』のインタビューでは次のように明かしている。
「川の底に車の鍵につけるようなストラップを見つけてね。ストラップを引っ張ったら、防水ケースに入った携帯電話を見つけたんだ。水深約2.5メートル(8フィート)のところだった。『え、嘘だろ』と思ったよ。防水ケースは真っ黒で、きっと長いこと川の中にあったんだろうね。」
マイケルさんが発見したiPhoneはピンク色で、防水ケースによって完全に保護された状態だった。「もう使えないだろうな」とつぶやきながらもマイケルさんが充電をしてみると、iPhoneの画面に充電を知らせる電池のマークが浮かび上がった。マイケルさんは思わず「すごいぞ。持ち主に返せるかもしれない」と喜び、その後はSIMカードを取り出して別の端末に入れ、その連絡先を探しだした。
こうしてマイケルさんから連絡を受けたエリカさんは今月22日、1年3か月ぶりにiPhoneを手にしてこのように語った。
「最初はきっと何かの悪戯じゃないかって思ったの。でも会って電話を届けるって言うじゃない。それはもう驚いたわ。」
「15か月前の6月19日、家族のみんなでたくさんの写真を撮ったの。結局iPhoneは見つからなくて、とてもショックだったわ。きちんとバックアップしていなかったから、これまでのメッセージや写真も全ての思い出が消えてしまったの。」
「仕方なく新しい携帯電話を買ったけど、失くしたiPhoneには6月にがんで亡くなった父からのメッセージが入っていたの。iPhoneが戻ってきて改めてそれらを見ていたらいろんなことを思い出して、涙があふれて来たわ。」
マイケルさんには感謝してもしきれないというエリカさん。「携帯電話のバックアップは頻繁にしないとね」と自分に言い聞かせるように話している。
エリカさんによると見つかったのはiPhone 6sで、画像は多少暗く電池の消耗が速いもののまだ使える状態だという。また『PEOPLE.com』は、防水ケースのメーカーがMPOW(エムポー)であったことを伝えている。
画像は『Erica Bennett 2019年9月23日付Facebook「So this just happened.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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米サウスカロライナ州ノースチャールストンに住むエリカ・ベネットさん(Erica Bennett)は2018年6月19日、同州を流れるエディスト川で、家族と一緒に大型の浮き輪で約2時間の川下りを楽しんだ。川下りの最中、エリカさんはiPhoneを防水ケースに入れて浮き輪に紐で括りつけておいたのだが、車で家路に向かう途中、音楽を聴こうとしてiPhoneがないことに気付いた。
YouTubeチャンネル「nuggetnoggin」が人気のマイケルさんは、12歳の時に金属探知機を手に入れてからというものトレジャーハンティングに取りつかれ、森に入ったり川に潜ったりしては指輪やカメラなどを探し出してきた。
今回川で偶然見つけたiPhoneはマイケルさんにとってもサプライズの連続だったようで、『ABC News』のインタビューでは次のように明かしている。
「川の底に車の鍵につけるようなストラップを見つけてね。ストラップを引っ張ったら、防水ケースに入った携帯電話を見つけたんだ。水深約2.5メートル(8フィート)のところだった。『え、嘘だろ』と思ったよ。防水ケースは真っ黒で、きっと長いこと川の中にあったんだろうね。」
マイケルさんが発見したiPhoneはピンク色で、防水ケースによって完全に保護された状態だった。「もう使えないだろうな」とつぶやきながらもマイケルさんが充電をしてみると、iPhoneの画面に充電を知らせる電池のマークが浮かび上がった。マイケルさんは思わず「すごいぞ。持ち主に返せるかもしれない」と喜び、その後はSIMカードを取り出して別の端末に入れ、その連絡先を探しだした。
こうしてマイケルさんから連絡を受けたエリカさんは今月22日、1年3か月ぶりにiPhoneを手にしてこのように語った。
「最初はきっと何かの悪戯じゃないかって思ったの。でも会って電話を届けるって言うじゃない。それはもう驚いたわ。」
「15か月前の6月19日、家族のみんなでたくさんの写真を撮ったの。結局iPhoneは見つからなくて、とてもショックだったわ。きちんとバックアップしていなかったから、これまでのメッセージや写真も全ての思い出が消えてしまったの。」
「仕方なく新しい携帯電話を買ったけど、失くしたiPhoneには6月にがんで亡くなった父からのメッセージが入っていたの。iPhoneが戻ってきて改めてそれらを見ていたらいろんなことを思い出して、涙があふれて来たわ。」
マイケルさんには感謝してもしきれないというエリカさん。「携帯電話のバックアップは頻繁にしないとね」と自分に言い聞かせるように話している。
エリカさんによると見つかったのはiPhone 6sで、画像は多少暗く電池の消耗が速いもののまだ使える状態だという。また『PEOPLE.com』は、防水ケースのメーカーがMPOW(エムポー)であったことを伝えている。
画像は『Erica Bennett 2019年9月23日付Facebook「So this just happened.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)