新作楽しみ! - エドガー・ライト監督
 - John Phillips / Getty Images

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 『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』などで知られるエドガー・ライト監督の新作映画『ラスト・ナイト・イン・ソーホー(原題) / Last Night In Soho』の全米公開日が、2020年9月25日に決まった。配給のフォーカス・フィーチャーズが発表した。

 本作のプロットは謎に包まれており、ロンドンを舞台にした心理スリラーという程度しか明かされていない。『スプリット』のアニャ・テイラー=ジョイ、『ジョジョ・ラビット』のトーマシン・マッケンジー、テレビドラマ「ドクター・フー」のマット・スミス、『女王陛下の007』のダイアナ・リグ、『アンコール!!』のテレンス・スタンプなどが出演している。

 脚本は、ライト監督とクリスティ・ウィルソン=ケアンズが共同で執筆。クリスティは19世紀末のロンドンを舞台にしたゴシックドラマ「ナイトメア 〜血塗られた秘密〜」の脚本家として知られ、サム・メンデス監督と共に彼の新作映画『1917(原題)』(今年12月25日米公開)の脚本も手掛けた人物だ。

 ライト監督にとっては、2017年のクライムアクション『ベイビー・ドライバー』以来となる新作。音楽とカーチェイスを完璧にシンクロさせた同作は世界興行収入2億2,694万5,087ドル(約250億円)を稼ぎ出すヒットを記録し、批評家からも高く評価され、アカデミー賞3部門ノミネートも果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)(編集部・市川遥)