故障者/松本=永井、エドゥアルド、町田、山本龍、橋内、大野 広島=E・サロモンソン、松本大
出場停止/松本=なし 広島=なし

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J1リーグ20節
松本山雅FC − サンフレッチェ広島
7月20日(土)/18:00/サンプロアルウィン
 
松本山雅FC
今季成績(19試合終了時):17位 勝点17 4勝5分10敗 10得点・24失点
 
【最新チーム事情】
●前節は磐田とのシックスポインターを落とす。
●前田は欧州移籍が濃厚な状況
●移籍してきた山形のエース阪野が初陣を飾るか。
 
【担当記者の視点】
 磐田を迎えた前節は先制点を奪えずにいると、オープンな展開となった後半にスペースを与えてカウンターから被弾。0-1で“裏天王山”に敗れた。得失点差で鳥栖、磐田と並んでおり、苦境に立たされている。加えて、広島とは過去のリーグ戦で3戦全敗と相性が悪く、今回も難しい戦いを余儀なくされることは間違いないだろう。
 
 ポルトガル1部・マリティモへのレンタル移籍が濃厚な前田大然は、この試合を最後に慣れ親しんだ松本を後にする。最後に大暴れして勝点3を置き土産にするべく強い気持ちを持って臨むだろう。
 
 また、夏の移籍ウインドーで阪野豊史と高木利弥が加入。山形のトップスコアラー・阪野は引っ越しなどでコンディションが懸念されるが、実戦感覚には問題ないため途中出場でのデビューも考えられる。
J1リーグ20節
松本山雅FC − サンフレッチェ広島
7月20日(土)/18:00/サンプロ アルウィン
 
サンフレッチェ広島
今季成績(18試合終了時):7位 勝点28 8勝4分6敗 23得点・13失点
 
【最新チーム事情】
●D・ヴィエイラが負傷から復帰。
●青山、鳥栖とのトレーニングマッチでゴール。いよいよ復帰までカウントダウン。
●フォーメーションの変更、起用法、バリエーションが複数に。
 
【担当記者の視点】 
 確かにパトリックは得点に絡んではいるし、守備のスキルを上げようと努力も欠かさない。その頑張りに対しては敬意を表するべきだが、特に守備におけるクオリティが一気に向上するわけではない。
 
 安定した攻守を表現するためには、最も安定感のあるD・ヴィエイラの1トップを採用するのが近道なのは、紛れもない事実だろう。だからこそ彼に対する指揮官の期待も高く、まだ100%のコンディションではない彼を先発候補として、今週はトレーニングを行なってきた。
 
 一方、得点をとりにいくとシフトした時にパトリックを起用して2トップに変更したフォーメーションは、紛れもなく破壊力抜群。攻撃のコーディネートはD・ヴィエイラに任せ、パトリックが常に裏を狙いにいく形になると、相手DFに与える脅威は疑いない。今週は、攻撃で効果を発揮している4−4−2のフォーメーションを様々な人員配置で試しており、城福監督も戦術的な選択肢のひとつとして、スタートからこの形を考える可能性も探っているようだ。