SOMPO競争力底上げなるか…通販系車保険2社統合の効果
販売方法多様化
セゾン自動車火災保険とそんぽ24損害保険が合併した。セゾン自動車が一般的な通販形態をとる一方、そんぽ24はやや特殊。同社は代理店が全国に約800店舗あり、自ら消費者に商品を訴求できる強みがある。統合によって従来の通販チャンネルに対面販売が加わり、販売方法が多様化する。
顧客満足度向上
柴田博史取締役常務執行役員は「顧客満足度向上への取り組みを地道に進めていく」と今後の競争力向上への道筋を説明した。顧客の利便性アップもその一つだ。3日にLINEを活用した事故対応サービスを開始。顧客が事故受け付けやロードサービスを利用しやすくした。
また損害サービス部門などから立候補制で9人をシステム部門に配置転換。現場や顧客ニーズを熟知した従業員がウェブページを改善し、“心地よい”ホームページの作成などに力を入れる。
一連の施策で20年度に保険料収入550億円程度を目指す。通販系自動車保険トップのソニー損害保険に次ぐ業界2位にトップラインを引き上げる。保険料の安さが特徴のネット通販保険は10月の消費税引き上げや自動車保険の参考純率改定で商機が広がる。これを追い風に、成長軌道に乗せられるかが注目される。
