アンガールズの田中卓志が、6月26日放送の『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)に出演した。

 バイオリンや紅茶に囲碁など、じつは多趣味だという田中。番組では、紅茶に関し「好きだった子がお茶のお店を開いたって情報が入ってきて。初恋の子だから、いつか交流できるかなと思って(始めた)」と発言する。

 続いて「バイオリンもそう。好きな子がバイオリニストだったから」と説明。囲碁に関しても「美人な先生がいたから」とその理由を語った。

 何事も女性がらみの田中だが、自ら始めた唯一の趣味が苔の盆栽だったという。

「昔のバイト先に小さな雑誌コーナーがあった。ヒマで毎日入っているから読むものがなくなって、最終的に主婦の生活みたいな本を読んだら、『無料で始められる趣味・苔の盆栽』(を見つけた)。そこから始めた」

 そんな田中は、2015年4月14日放送の『バナナスクール』(フジテレビ系)にて、バナナマンの2人に公園で苔の採取方法を指導している。

 設楽統がシャベルで地面に生えていた苔を取ると、田中は「触ってみてください、この肌触り。ふかふかしてる」と苔をなでる。そのあと頬ずりし、「あ〜気持ちいいなぁ」と満面の笑みだった。 

 2015年6月21日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では、田中がすでに8年も育てているというスナゴケを持参。「よく見ると星型に(苔が)開いている。可愛い」と自慢する。

 盆栽には別の種類の苔も自然と生えてくるが、共生できているため、「『一緒にいたらどう?』ってスナゴケも言ってるの」と擬人化して解説。共演者が「いつも話しかけているんですか?」と質問すると、「近くに行くと(声が)聞こえる」と明かしていた。

『アッパレやってまーす!』では、共演者のケンドーコバヤシから「お前の本質は苔やな」と指摘された田中。始めた動機が不純でないぶん、本気度が違うのかもしれない。