乃木坂46

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乃木坂46の秋元真夏、梅澤美波、齋藤飛鳥、高山一実、与田祐希が25日(火)、ドキュメンタリー映画『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』の完成披露上映会に出席。上映前に舞台挨拶を行った。
本作は2015年に公開された『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』に続くドキュメンタリー映画第2弾。前作から4年、着実に実力と人気を蓄積し、いまや日本屈指のアイドルグループへと成長した乃木坂46の今を映し出している。

4年前との変化を聞かれると、秋元は「メンバーとの関係性がより密になった」「後輩も増えてグループの層の厚さが増した」と語り、高山は「まさか一緒に活動しているメンバーが卒業していくとは想像もしていなかった」と、当時在籍していた生駒里奈や橋本奈々未、今作の映像にも収められている西野七瀬の卒業に触れた。

当時まだ加入していなかった3期生の2人は撮られる側になったことに感慨ひとしお。
「4年前の映画が公開された時は乃木坂46のファンだったので姉と映画館に観に行った」という梅澤は「4年経って、大好きだったグループに加入して、今こうして第2弾の映画で今度はグループの一員としてスクリーンに映っている。人生何があるかわからないなって改めて思った」といい、「スクリーンに映っているのは間違いなく自分なんですけど、今見ている自分と本当に同一人物なのかなって思うくらい不思議な感じがしました」と率直な感想。
与田は「『悲しみの忘れ方』が公開されたときは普通の中学生で、アイドルとは縁遠いというか、テレビの中のキラキラした存在っていう感じだったので、まさか今ここでお話ししているとは思っていなかったので、それこそ“いつのまにか、ここにいて”、乃木坂のことがいつのまにか好きになって、こんなに大好きになれて本当に幸せだなって改めて感じました」と、しみじみと語った。
梅澤は落ち込んだ時に前作を見返すことが多いそうで、「先輩方が作ってきてくださった乃木坂が描かれていて、それを自分の糧にしていた」と明かした上で、今作について「全編通して見て、自分の力になるような、行き詰まった時に見たら何か答えをもらえるんじゃないかと思えるような映像作品だなと思った」と印象を述べた。

本作を手がけた岩下力監督は「(乃木坂46の)ライブに行くとお客さんが何万人といる。ドキュメンタリーでここの場所行っていいよ、カメラで撮っていいよと言われると、『この人たちの代わりに投入されたのかもしれない』『日和ってはいけない』と思いながら、『これは撮っていいのだろうか?』と撮るための一歩の重みをひしひしと感じた」とし、「行くからには撮るべきときに撮って、かつ、カメラが被写体に近いものにしようと思った。手を伸ばせば届くんじゃないかという絵で全編を彩れたら素敵だろうなと思った」と、こだわりを明かす。

そんな岩下監督によるインタビューで本音をさらけ出したという齋藤は、「この人にはどこまで話していいんだろうとか、これもしダメだった時に切ってくれるのかなと考えながらいつも話すんですけど、岩下さんはインタビューの時に自分の話しをしてくださるから、それに促されて自然と話したりとか、この人がこんなに見せてくれているならこっちも少しお返ししたいなという気持ちになったので、無理して本音を喋らなきゃということもなく自然な会話の中でポロッと本音が出た」と回顧。
完成した映画については、卒業した西野七瀬の姿も収められていることに触れ、「今は変化がすごく大きいので、みんな頑張って前に進もう進もうとばかりしていたなと思った。卒業していったメンバーとか過去のことも岩下監督の優しさで包んでくださっているので、過去を振り返ってもいいんだなという優しい気持ちになれた」と語った。

『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』は、7月5日(金)公開。また本作の予告編と、主題歌には未発表の新曲「僕のこと、知ってる?」が使用されていることも解禁となった。

https://youtu.be/oOpY53cfRuQ

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