【セルジオ越後】勝利が必要なエクアドル戦で、なぜ守備重視?森保ジャパンは点の取り方が見えない
一番気になったのは、先制点を取った後の展開だ。追加点を狙ってもっと攻撃に出ればいいのに、「守ってカウンター」のサッカーから抜け出せなかったんだ。1-1になった後も同じだよね。アグレッシブに試合を決めに行っていない。終盤にリスク覚悟の殴り合いを挑むのであれば、もっと早めに攻撃的にシフトしてチャレンジする時間を増やすべきだ。だって、コパ・アメリカは、経験を積む場所なんでしょ?だったら、攻撃のテストに時間をかけてもいいよね。守備的に戦って相手に点を取らせないのが「勝負にこだわる」ことだと考えているなら、それは勘違いだよ。
それに、このエクアドル戦こそ、3バックを採用して両サイドを上げてもよかったんじゃないかな。そもそも、東京五輪のチームは3バックをベースに作ってきたはずだよね。なのに、この3試合はすべて4バックで通している。今までの強化は何だったのという話になるよ。
決定力不足という古い課題も解消できなかったよね。決めるべきエースが日本サッカーにはいない。アジアレベルやフレンドリーマッチでは取れるけど、強い相手からは取れないんだ。国内で6人交代の親善試合ばかりやっていても、レベルは上がらないということだよ。
森保ジャパンは、「失点したら困る」というイメージが強すぎるのかもしれないね。守って守ってという戦い方は、チャレンジとは言えないし、結局このチームは点を取るための手段を見つけられなかった。前線の個の能力に任せるだけでは、チームとしての成長は望めないだろう。

