引退したプロレスラーの小橋建太と前田日明によるトークバトルが、6月10日、後楽園ホールで行われたプロレスイベント「Fortune Dream6(フォーチュンドリーム)」で繰り広げられた。

 31年間、プロレスの世界にいた小橋だが、前田とリング上で相対するのは初めてだという。トークバトルではもちろんプロレスの話で盛り上がったのだが、なぜか子育ての話題も。

 前田が小橋に子供の年齢を聞くと、「3歳になる女の子です」と応える。それに対し、前田はこう話す。

「うちも3歳の娘がいるんです。56歳で頑張りました(笑)。小学校6年生の男の子もいるんだけど、男の子と女の子で全然違う。男の子の方はいまだに『お父さん! こちょこちょして』って言う」

 小橋が「可愛いじゃないですか」と応じると、前田が続ける。

「女の子の方はね、1歳半のころからイヤなことは『イヤ』って。機嫌のいいときに『パパとチューしよう』ってやるんだけど、『イヤ』って(笑)。『イヤイヤ期』っていうのがあって、早い子は1歳から始まって4〜5歳まで続くらしい」

 すると小橋は、「もう僕の娘は、生まれたときからイヤイヤ期でしたよ(笑)。いまもイヤイヤ期ですね」と反応。

 すると前田が「こちょこちょを覚えたほうがいいですよ。なにかあったら『こちょこちょこちょ〜』って」とパパの顔。

 小橋は「本当ですか? 僕はこちょこちょしたら(娘に)『やめて!』って怒られましたよ。なかなか難しいですね(笑)」

 稀代のプロレスラー2人が、なぜか「娘へのこちょこちょ」で大盛り上がり。やはり娘のかわいさにはフォール負けしてしまうようだ。