満塁弾を放ったトラウト(右端)を出迎える大谷(左端)らエンゼルスの選手たち

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● ブルージェイズ 6 − 11 エンゼルス ○

<現地時間6月19日 ロジャーズ・センター>

 エンゼルスの大谷翔平選手が19日(日本時間20日)、敵地でのブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。6回に痛烈な二塁打を放つなど、今季14度目のマルチ安打をマークした。チームは3連勝で貯金1。2番・トラウトが21号2ラン、22号満塁弾を放つなど、1試合7打点と爆発した。

 大谷は初回、一死一塁の場面で一ゴロに倒れたものの、二塁封殺で一塁走者として残り、今季3盗塁目となる二盗を決めた。2回はトラウトの2ランで3−0となった直後、二死無走者の場面で一塁への内野安打で出塁した。

 4回の第3打席は左飛に倒れたが、6回の第4打席に左前へ痛烈な二塁打をマーク。俊足を飛ばし一気に二塁へ到達し、今季14度目のマルチ安打をマークした。その後は空振り三振と右飛で、この日は6打数2安打1盗塁の成績。打率は.277となった。

 この日の主役は大谷の前を打つトラウト。2回に21号2ランを放ったあと、3−3の同点で迎えた4回は決勝点となる22号満塁弾を左中間席へ。9回の第6打席にも左前適時打を放ち、キャリア最多を更新する1試合7打点をマークした。