【速報】楽天ドローンの有料配送サービスを今夏実施! 西友、横須賀市と共同で

「楽天と西友、離島へのドローン配送発表式典」に登壇した楽天株式会社の常務執行役員 安藤公二氏と合同会社西友 執行役員 竹田珠恵氏
今回のサービスでは、猿島を訪れる一般利用者が、楽天のドローン配送サービス「楽天ドローン」の専用アプリをダウンロードしたスマートフォンを使い、対岸に位置する「西友 リヴィンよこすか店」で取り扱うバーベキュー用の生鮮品を含む食材や飲料、救急用品など約400品目の商品から注文することで、指定された時間に猿島内に設置されたドローン着陸ポートへと配送される。

要冷商品は西友が新たに開発した専用の保冷バッグを使用。
同サービスを利用するには、注文者自身のスマートフォンに「楽天ドローン」アプリをダウンロードし、楽天IDでログイン。アプリ内の約400品目の商品から希望の商品を指定し、提示されるお届け可能時間から受け取り希望時間を選択、「楽天ペイ(オンライン決済)」で支払いを行うと、注文が完了する。配送状況はアプリ上で確認することができ、商品が到着するとアプリのプッシュ通知が届く。
横須賀市では現在、スマートモビリティ(賢い移動運搬手段)を活用した新規ビジネス創出や社会的課題解決を目的とした「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ」を推進している。同サービスの提供を通じて、利用者が求める商品層の把握やドローン配送の運用ノウハウを蓄積し、将来的に同市内で地理的な課題を抱える地域における買い物困難者の救済や災害支援へと貢献していくことを目指す。
●楽天はドローンの配送実験を過去数回実施
楽天は、2016年にドローン配送ソリューションを提供するサービスを目指して「楽天ドローン」プロジェクトを開始。ドローンを使ったゴルフ場でのデリバリーサービスや、東日本大震災で流通網に被害を受けた区域のひとつ南相馬市小高区への商品配送サービスなど、企業や自治体と連携した実証実験や試験的なサービス提供を通じて実績を重ねてきた。
今年には、中国の大手ECサイトの京東(ジンドン)と合意し、京東のドローンと地上配送ロボット「UGV(Unmanned Ground Vehicle)」を導入している。国内での無人配送ソリューションでは、注文された品物を建物の前までドローンで空輸し、UGVに載せ替えて注文者の部屋まで運搬する、といった連携も視野に入れているという。
(山田 航也)
