114年ぶりの大会3連覇はならず ブルックス・ケプカの胸中は?(撮影:岩本芳弘)

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<全米オープン 最終日◇16日◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇7075ヤード・パー71>
114年ぶりの偉業に挑戦したブルックス・ケプカ(米国)は2位で終戦。「全米オープン」での3連覇を果たすことはできなかった。
米ツアー屈指の大砲 ブルックス・ケプカのドライバースイング【連続写真】
2016年大会でメジャー初優勝を果たしたケプカ。昨年はタイトル防衛に成功し、3連覇に期待がかかったが、「ベストのプレーをしても勝てなかったので仕方ない」と、プレッシャーがのしかかった1週間を振り返った。
「もちろん3連覇できればよかったけど、ゲーリー(・ウッドランド)が最高のプレーを4日間見せた。18番を終えて、初めて自分がトライしていることの大きさを感じた。もう少しで歴史を作るところだった」としたが、昨年8月の「全米プロゴルフ選手権」からメジャーで優勝、2位、優勝、2位。メジャーの成績としては、一切の不満はない。
パー5の最終ホールでは、2オンを狙い、グリーンオーバー。アプローチも寄らずにパーで終わり、ウッドランドにプレッシャーをかけることができなかった。それでも日曜日の最後に大会を沸かせたのは、やはりメジャーハンターのケプカだった。
今年のメジャーは「全英オープン」を残すのみ。ケプカのキャディの地元とあって、「楽しみにしている」と、すでに視線の先には北アイルランドのロイヤルポートラッシュが映る。歴史への再挑戦。今度は全英タイトルを獲りにいく。(文・高桑均)
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