新しい元号「令和」が始まって1週間が経った。改元のタイミングで様々な令和ビジネスが展開されたが、インターネット上で「力技すぎる」などと注目を集めたものがある。

都内を中心に6店舗を展開する人気カレー店「カレーは飲み物。」の試みだ。


カ令和飲み物。秋葉原店。

元々の店名を巧みに利用し、期間限定で「秋葉原店。」と「池袋店。」で、看板の店名表記を、

「カ令和飲み物。」

に変えたのだ。まさかのダジャレである。

安心してください。美味しさはそのままです。

この突然の店名変更はインターネット上で話題になった。

「カ令和飲み物って見間違いじゃなかったのか」
「カ令和飲み物って、力技過ぎる」

つい笑ってしまう華麗なシャレである。せっかくの機会なので秋葉原店に足を運んだ。


カ令和飲み物。秋葉原店。

ウガンダ・トラ（故人）さんの名言がまさかの変貌。ただでさえ独特な看板がインパクトを強めている。

店員さんによると4月29日から変更し、5月12日まではこの看板だという。


トッピングメニュー

店名に入り、カレーを注文。その間にトッピングを決めているとここにも新元号の存在があった。

期間限定トッピングとして「令和かまぼこ」が。カレーとの相性は疑わしいが、記念にと思い、頼んだ。福神漬けを犠牲にした甲斐があってほしい。

よく見ると、トッピングの番号が0だ。もしや「0（れい）はかまぼこ」――もう、考えるのをやめよう。


赤い鶏カレー。（中盛り）

そもそも令和かまぼことは何かもわかっていなかったが、到着すると一目瞭然。かなりシンプルなものだった。


令和かまぼこ

店名やメニュー名など細部にわたって句点がついているが、かまぼこの焼き印にも欠かさない。この辺りはブレない。

久々に中盛りの洗礼を受けて満腹になったところで退店。不思議なテンションでカレーが食べられるのも12日までだ。