「ベイルが移籍しうる5つの候補地」
レアル・マドリーで厳しい立場に置かれているギャレス・ベイル。本人は残留を希望しているものの、構想外になっているという話もある。
ここでは、『sportskeeda』による「ベイルが移籍しうる5つの候補地」を見てみよう。
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トッテナムへの復帰
トッテナムの全てを知っているベイル。ファンも復帰を歓迎するかもしれない。
スパーズ時代にはUEFAチャンピオンズリーグでも大暴れ。レアル・マドリーへの移籍でなかったら、決してこのクラブを退団しなかったかもしれない。
新スタジアムとともに新時代を切り開くスパーズは欧州でも最高の練習施設を備えており、怪我がちなベイルにとってはそれも恩恵になりうる。彼はベストなプレーをするために最高のケアを必要とする繊細なアスリートだ。スパーズならその環境を提供できる。
ロンドンへの復帰は家族にとってもいいオプションであるはず。ただ、ダニエル・レヴィ会長は散財するような人物ではないだけに…。
マンチェスター・ユナイテッド
ベイルの移籍先候補として、常に名前が挙がるユナイテッド。
スールシャール監督は彼のような心構えを持つ選手に興味を抱くだろう。所属するビッグネーム選手のほとんどにハングリーさが欠けているなか、ベイルなら全力を賭すはず。
レアル同様、ユナイテッドはどんな選手にとっても魅力的なクラブだ。そこで中心人物になれれば、スペインで落ちた評判を取り戻すチャンスになるとベイルは理解するだろう。
ユナイテッドならば、給与も問題にならない。彼にとって断るのは難しいものになるはず。
ユヴェントス
クリスティアーノ・ロナウドの獲得が成功したユヴェントスは、さらなる大物獲得に動くかもしれない。
レアル時代のロナウドとベイルは興味深い関係性にあった。親友ではなかったものの、プロとして健全な結びつきを持っていたのだ。
また、ユーヴェはウェールズ代表MFアーロン・ラムジーの加入が決定済み。同胞とのプレーをベイルは満喫するはずだ。2人は完璧にお互いを補完できる存在で、EURO2016におけるウェールズ躍進のキーでもあった。
ただ、ユーヴェは0円で獲得したラムジーに相当な給料をはずんだと伝えられている。すでにロナウドに高額な給与を支払っているだけに、ベイルまで引き入れることは難しいかもしれない。
中国
もしベイルが全く新たなチャレンジに臨むなら、それは中国になるかもしれない。
元ウェールズ代表監督のクリス・コールマンは現在、河北華夏の指揮官を務めている。2人はウェールズ代表が準決勝に勝ち進んだEURO2016で一緒に働いた間柄だ。かつての上司との再会は魅力的なものになるだろう。
中国クラブはベイルのような選手に大金を投じてきた。プレースピードが遅いリーグでプレーすることは怪我がちなベイルにとって好都合であり、お山の大将として大暴れするはずだ。
ただ、6年かかってもスペイン語を習得できなかったという(本当は喋れるという説もある)ベイルが、果たして中国を選ぶのか…。怪我がちで不調とはいっても、まだ中国でプレーするほどではない。
今は可能性は薄いが、もっと時が経てばありうる選択肢だろう。
インテル・マイアミFC
“This is such a proud day for myself and for the entire team. It’s an honour to announce the new name and crest to our fans." - David Beckham, Miami MLS Owner and President of Football Operations#InterMiamiCF #ThisIsMiami #MLS pic.twitter.com/9LSeQa4V6W
— Inter Miami CF (@InterMiamiCF) 2018年9月5日
デイヴィッド・ベッカムが会長を務める同クラブは2020年からMLSに参戦する。新規参戦にあたって大物選手との契約を必要としており、ベイルがターゲットになる可能性は多いにある。
かつてベッカムもそうだったように、レアルから選手が移籍してくれるとなれば、地元は大いに盛り上がるはず。ペースが遅いMLSのサッカーも(怪我がちな)ベイルにフィットするはずで、間違いなくリーグの主役になれる。
アメリカへの移籍は天候、言語、匿名性(あまり顔が知られていない)、家族生活、ゴルフ(ベイルが愛好している)の面で魅力的なものになるだろう。
ただ、インテル・マイアミにはまだ何の歴史もなく、ベイルにとってはリスクにもなりえる。MLS移籍はオプションになるだろうが…。