筑波大が独自の「国際テニュアトラック制度」で高業績を挙げた意義
若手は競争的環境下で鍛えられ、優れた国際共著論文を出すことで評価され、筑波大の無期雇用転換につながる。引き続き、築いた国際的な人脈や次の国際共同研究などを通じて、同大の研究力強化で活躍していく仕組みだ。
第1弾は計算機や医学・生命、理工など13―17年度雇用の25人だ。論文データベースから14―17年(暦年)発表の全論文を分析したところ、トップ1%論文は6%だった。学術研究懇談会(RU11)の11の研究型大学での全論文では1%で、同制度の効果を確認できた。18年度は他大学への転出も見られたが、多くが筑波大の無期雇用の助教か准教授に就いた。若手は有期雇用だと一般に、次のポストの不安から海外へ行きにくい。同制度は無期転換を前提としたテニュアトラック型のため、海外研究室での活動に専念できる。
派遣費用には文部科学省の「研究大学強化促進事業」を活用した。
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