[みみよりライブ 5up-広島ホームテレビ]2019年2月14日放送「5up!NEWS」のコーナーでは、ネコ駅長として人気を集めた「りょうま」のお別れ会について紹介していました。


18年3月の志和口駅。りょうまの看板がある（WikimediaCommonsより、そらみみさん撮影）

「りょうま、ありがとう」 お別れに100人

JR芸備線志和口駅のネコ駅長・りょうまは、2月12日に息を引き取りました。志和口駅構内で行われたお別れ会。最後にりょうまを一目見ようと100人以上が集まりました。

2012年、住民から駅長に任命されておよそ7年。集まったファンは、それぞれりょうまに感謝の言葉を語りかけていました。例えば、「子どもたちにたくさんの元気を与えてくれてありがとう」、「ネコ駅長として忙しい日々を送っていたので、お疲れ様でした」という感謝の声。

JR芸備線は、18年7月の豪雨災害の影響で、志和口駅を含む、三次と狩留家の区間で現在も運転を見合わせています。

4月上旬には運転が再開される予定で、りょうまの世話役だった中原さんは、再開の日を待ち望んでいました。しかし、りょうまと運転再開の日を迎えることは叶いませんでした。

「私がここまで元気におられたのはりょうまのおかげだと思ってる。本当にりょうまよくがんばったね、とありがとうの気持ちでいっぱいです」と中原さん。

地域の人々に愛されたネコ駅長のりょうま。3月に「りょうまを偲ぶ会」が開かれる予定です。

長年お疲れ様でした。（ライター：tama35）