四大陸選手権を制した宇野昌磨【写真:Getty Images】

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米司会者の「Show」と「Shoma」をかけた慣用句3連発ツイートから発展し…

 フィギュアスケートの四大陸選手権で逆転Vを果たした宇野昌磨(トヨタ自動車)。足首の故障を抱えながらも滑り終えた後、リンクに跪いた魂の4分間で感動を巻き起こす中、米フィギュア界の人気司会者はツイッターで「Shoma」をもじった慣用句3連発を披露。これにファンが反応すると、大喜利状態に発展し、話題になっている。

 ベートーベンの「月光」の美しい調べを完璧に体現した宇野。演技後、リンクに崩れ落ちるほど死力を振り絞り、自身初となる主要国際大会の金メダルを見事獲得し、大きな感動を呼んだ。

 そんな殊勲の演技に反応したのは米国の人気司会者ニック・マクカーベル氏だった。自身のツイッターで英語の「Show」と「Shoma」を掛けた慣用句3連発を披露した。

「The Shoma must go on(何があっても続けないといけない)」
「Shoma me the money(素晴らしいものを見せてくれた)」
「Shoma me what you got(お手並み拝見だ)」

海外ファンも力作投稿「The Greatest Shomaman」「I will shomaself out」

 気分が盛り上がったのか、足首の故障を抱えていた宇野に対し、米国の慣用句とともに盛り上げたマクカーベル氏。「出来は悪いけれど、これが精一杯」と反省すると、海外のフィギュアファンはすかさずツイッターで助け舟を出した。

「Sho-ma the money!!! で良かったんじゃない、ニック」という声から「The Greatest Shomaman(最も偉大なショウマ)」という人気映画「グレイテスト・ショーマン」にちなんだ力作も登場。「I will shomaself out(こちらで失礼します)」とオチを付けるツイートには「ハッ!うまい!」と反応するファンが現れるなど、大喜利状態となった。

 魂の4分間で世界のフィギュアファンの心を揺さぶり、優勝を果たしてみせた宇野。「Show」という英語に掛けやすい「Shoma」の名前も米国で話題を呼んだ様子だ。これも宇野が海外で人気を高めている、一つの裏返しかもしれない。(THE ANSWER編集部)