深刻化する後継者不足、1番の問題は?
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事業承継の課題の種類には大きく分けて、「事業そのものの課題」「事業を託す相手の課題(誰に託すか)」「事業を託す相手により個々に生じる課題(税務・法務・資金調達等)」の三つある。課題の中で最も重要で後継者に承継する上で時間を要する「事業そのものの課題」について説明したい。
現経営者と後継者(候補)が一緒になって自社の事業を振り返る。そのための事業についての「対話」を通じた認識共有が重要だ。財務諸表(貸借対照表)に表れない、目に見えにくい魅力(知的資産)、「なぜお客さまに選ばれているのか」「どのような思いをもって、どのような仕組みや工夫でお客さまに選ばれる製品・商品・サービスを生み出しているのか」などについての「対話」だ。
「創業者はなぜこの事業をはじめたのか」「過去の大変な時期をどのように乗り越えたのか」「事業が軌道に乗ったきっかけ」「競合他社との差別化」「顧客のニーズの変化」など「対話の視点」を使って、現経営者と後継者とが一緒になって、自らに問いかけながら、振り返ってみよう。(金曜日に掲載)
◇ 中小企業基盤整備機構 事業承継・引継ぎ支援センター 事業承継コーディネーター 大山雅己
