大手ゼネコンの「工事採算性」が低下、最も悪化した鹿島はそれでもトップ
13日に発表した鹿島は国内の大型工事が少なくなり、建設事業の売上総利益が減少したのが響いた。唯一、営業増益の大林組は子会社を含む海外事業の伸長などで5期連続で最高益を更新した。
19年3月期連結業績予想は大林組、清水建設の2社が営業増益を見込む。鹿島は「下期に建築の売上総利益率が上がる」(内田顕取締役)とみて、営業利益を5月時点から120億円上方修正。大成建設は土木事業を中心に利益率の好転を見込み、営業利益を5月時点から60億円上方修正した。労務費については「今は安定している。来期は工事がピークとなり上昇が懸念される」(同)と警戒する。
