EUがディズニーによるFOXエンタメ部門買収を承認。『X-MEN』『アバター』などがディズニーへ
欧州委員会(EU)が、ディズニーにより21世紀フォックスのエンターテインメント部門買収を条件付きで認めました。EUが提示した条件は欧州経済件における "事実上のチャンネル" 、つまりテレビ業の一部を買収項目から外すこと。これに対し、ディズニーは歴史専門の「History」および「H2」、 犯罪捜査番組専門チャンネル「Crime & Investigation」、女性向けコンテンツの「Lifetime」などを除外する案を提示しました。
EUの承認によって、ディズニーは主軸のミッキーマウス関連に「スター・ウォーズ」、「アバター」、「シンプソンズ」など人気キャラを加え、ディズニー制作のマーベル・スーパーヒーローたちにフォックス制作のX-MENらが合流した、巨大人気キャラクターカタログを手にすることになります。
また「ナショナルジオグラフィック」を含む多数の国際的ケーブル・グループ、定額ビデオストリーミングのHuluもディズニーの傘下となります。
ディズニー、7.4兆円でFOXのエンタメ部門買収。X-MENやエイリアン、アバターが移籍