クラブOBであるリネカー氏が悲痛な胸の内を明かした【写真:Getty Images】

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事故直後からツイッターを更新、搭乗者の無事を祈る

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティのオーナー、ヴィチャイ・スリヴァッタナプラバ氏所有のヘリコプターが本拠地キングパワー・スタジアムの駐車場に墜落する事故が現地時間27日夜に発生した。

 クラブOBの元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏はツイッターを更新し、「大惨事だ。本当に辛い」と綴った。

 現地メディアの報道によれば、ヘリコプターは現地時間27日に行われたレスター対ウェストハム戦終了後の午後8時半頃にスタジアム内から離陸。しかし、直後にコントロールを失った機体は駐車場に墜落し、炎上した。

 現時点で誰が搭乗していたのかという情報は明らかになっていないものの、ヘリコプターはクラブオーナーであるスリヴァッタナプラバ氏所有のものであることは分かっている。クラブも事故に関して声明を発表しており、詳細の究明が待たれている。

 悲痛な思いを明かしているのは、かつてJ1名古屋グランパスでもプレーした元イングランド代表FWのリネカー氏だ。レスターでのプレー経験もあり、現在は英公共放送「BBC」で解説者を務める同氏は、事故直後からツイッターで事故に関する内容を連投し、悲痛な胸の内を明かしている。

「レスター・シティオーナーのヘリコプターがクラブの駐車場でクラッシュしました」

「ヘリコプターの事故はとても恐ろしいもののようです。死傷者の数などはまだ分かりませんが、皆様の胸中をお察しします」

「これまでホストしてきましたが、最も難しいマッチ・オブ・ザ・デイ(BBCのサッカー番組)でした。レスター・シティの皆様のことを考えています。大惨事だ。本当に辛いです」

 試合後には土曜夜に放送されているテレビ番組にプレゼンターとして出演したリネカー氏だが、事故があって番組中も気が気ではなかったようだ。


(Football ZONE web編集部)