FW斉藤光毅(横浜FCユース)が3試合連続ゴール

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[10.25 AFC U-19選手権第3戦 U-19日本代表 5-0 U-19イラク代表]

 チーム唯一の3試合連続ゴールだ。北朝鮮戦、タイ戦の2試合連続ゴールでインパクトを残したU-19日本代表チーム最年少FW斉藤光毅(横浜FCユース)が途中出場でまたもゴールを陥れた。

 大幅にターンオーバーを行ったイラク戦では、先発したMF滝裕太(清水)、FW田川亨介(鳥栖)、FW原大智(FC東京)が続々と今大会初ゴールを記録。運命の準々決勝を前に攻撃陣の定位置争いが激化する中、「結果を残せてよかった」と安堵した。

 後半31分からの出場でシャドーの位置に入ると、約15分という出場時間の中で2点に絡む活躍を見せた。後半33分、左CKのキッカーを務めると、右足のキックを原の頭に合わせて4点目を演出。後半39分にはDF荻原拓也(浦和) のスルーパスで抜け出すと、相手のマークを外して右足シュートをゴール左下隅に突き刺した。

 28日の準々決勝でU-19インドネシア代表を破れば、2大会連続となるU-20W杯の出場権を獲得できる。会場となるゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムの収容人数は約77000人。開催国のサポーター約40000人が集まる完全アウェーも予想されるが、「緊張はしても『走るぞ』『やるぞ』という気持ちに変えられる」。17歳の新星は臆することなく、決戦の舞台でもゴールを狙っていく。

(取材・文 佐藤亜希子)