ダービー敗戦のミラン、レジェンド・ドナドーニを招へいか

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ミランがイタリア人のロベルト・ドナドーニ氏(55)を招へいする可能性があるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

ミランは21日に行われたセリエA第9節インテルとのミラノ・ダービーに0-1で敗戦。この敗戦を受けミラン上層部は、指揮官であるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の解任を検討している模様だ。レオナルドスポーツ・ディレクター(SD)はガットゥーゾ監督よりも経験があり戦術眼に優れた監督を迎い入れることを熱望しているという。

後任の1人として、昨シーズンまでチェルシーを指揮していたイタリア人のアントニオ・コンテ氏(49)が挙がっていたが、高額な年俸がネックで断念。そこで白羽の矢が立ったのがクラブのレジェンドであるドナドーニ氏だという。

ドナドーニ氏は現役時代にミランでスクデット6回、チャンピオンズリーグを3回制すなど淡河運時代を支えたレジェンドだ。2000年の引退後はイタリアのレッコで指導者をスタート。その後はリボルノやジェノア、ナポリ、カリアリなどのイタリアクラブを指揮し、2008年にはイタリア代表を率いてユーロ2008を戦った。直近ではボローニャ監督を務めていた同氏は今年7月には日本代表監督候補にもなっていた。