若きハン・ソロにハリソン・フォードをAIが割り当てたディープ・フェイク・ムービーが登場
映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は、主人公のハン・ソロをオールデン・エアエンライクが演じましたが、オリジナルのハリソン・フォードとの違いに違和感を覚えてしまうスター・ウォーズ・ファンも少なくありませんでした。AIによってムービー内の登場人物をすり替える「ディープ・フェイク」技術によって、若きハン・ソロをハリソン・フォードに演じさせたツワモノが現れています。
Solo | A Derpfakes Story - YouTube
暗い場面でも鋭い「眼」だけでフォードとわかります。
表情自体は元のエアエンライクのもの。
derpfakesによると、取り込んだフォードの顔は1977年以前の映像や静止画から取り出したものだとのこと。
ハン・ソロの笑みは、やはりフォードが様になります。
細かな動きや……
陰影など、ほとんど破綻は確認できません。
映像の完成度が高すぎて、すり替えていない「声」によって、新たな違和感が生まれるレベルとなっています。
AI技術によってムービーの登場人物の顔をすり替える「ディープ・フェイク」の技術は、ポルノ女優に有名な俳優を割り当てるという「フェイクポルノ」で問題となっていますが、当然、映画の俳優の顔をすり替えることも可能です。「スピンアウト作品やリメイク作品のデキが、どうしても納得できない」という映画ファンによって、今後、オリジナルを再現するディープフェイク作品が続々と登場してくるかもしれません。