振付師ってどんな職業?仕事内容や有名振付師13人の経歴をまとめて紹介
有名アーティストの振り付けを作っているのが振付師の仕事。そこへの憧れはあるけれどどういう職業なのか、いまいちピンとこない人も多いのではないでしょうか。
そこで以下では振付師の仕事内容や実際の振付師の経歴などを見ていきましょう!
振付師の基本的な仕事内容
ダンサーや歌手に対してダンスの振り付けを指導するのが基本的な仕事になります。
コレオグラファーや振付家と呼ばれることもあり、広義には日本舞踊や新体操、フィギュアスケートの振付師も含みます。
活躍の場としては映画やテレビ、舞台、コンサート、CM、MVなど多岐に渡ります。
音楽などの創作の一部としてクライアントの要望に即した振り付けを考え、踊り手に振り落としを行います。依頼は1公演ごとや1曲ごとに請け負うことが多いです。
また、振付師といっても振り付けの仕事しかしないとは限らず、ダンススクールでインストラクターを務めたり、自身もダンサーとして仕事をしたりする方も多くいらっしゃいます。
ダンサーとの大きな違いの1つとして、非常に様々な関係者と交流しなければならないことがあげられます。
必ずしも自分の自由に創作できるわけではなく、しかし独自性を上手く組み込んでいかないと次の仕事につながらないので、ビジネスマナーや調整能力、また大きな自信がないと務まりづらい職業です。
さらにダンスができるだけでなく、指導スキルが伴っていなければならず、やはりコミュニケーション能力の求められる比率が高いと言えるでしょう。
そんな振付師のスケジュールですが、依頼内容はそれぞれまちまちなので勤務時間や休日はどうしても不定期になりがちで、インストラクターとしての仕事の調整が必要な時もあります。
依頼内容は、クライアントチェックまで2週間以内のものも多く、また即座の修正を求められるときもあるため、振り付けの引き出しの多さや引き出す速さが求められます。
振付師の給料体系
決まった基準はなく、完全に言い値の世界です。
例えばCMの仕事1つとっても5万円のものもあれば500万円のものもあるなど非常に幅が広く、自らの振り付けの価値をいかに高めていくかが重要になります。
振付師としての経歴だけでなく、ダンサーとしての実績なども反映されるので、継続的なセルフブランディングを行っていく必要があります。
近年はインターネットが発達し個人での発信が容易になっているので、それを活用するのも現代的なアピールの方法になるのではないでしょうか。
しかし実際のところ、振付師の仕事だけで生計を立てられる振付師はごく一部に限られ、メインの収入源がインストラクターの仕事で得るレッスン料である人も多く存在しています。
個人差があまりに大きいので一概には言えませんが、年収はおよそ400万円あたりから数千万円までになると言われています。
振付師になるためには
特別に資格や学歴が必要になることはありません。
ですが現実的にはダンサーとして活動しながら、あるいはダンサーを引退したのち振付師となるのが一般的ですので、まずはダンサーを目指す必要があります。
ダンスには専門学校やダンススクールなどがありますので、そこで基礎を身に付けたのちにバックダンサーなどで経験を積んでいきます。その後、ダンサーや振付師をマネジメントするプロダクションに所属します。
中にはそのような過程を経ずに振付師に直接弟子入りし、アシスタントを務めながら振付師としての経験値を増やしていく人もいます。
ただしフリーで活動する場合には福利厚生は期待できないので注意が必要です。
日本の有名振付師 13選
1. MIKIKO
出典:http://dancedanceasia.com
近年では、リオ五輪閉会式での五輪旗引き継ぎの芸術パートや、TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』エンディングテーマの振り付け(恋ダンス)を手掛けている。
2. 夏まゆみ
出典:https://www.oricon.co.jp
3. 上野隆博(TAKAHIRO)
出典:https://www.kakugo.tv
4. KENZO
5. 振付稼業air:man
出典:http://theborderless.jp
6. CRE8BOY
出典:https://curazy.com