マンガ・アニメ・ドラマ・舞台とさまざまな形式で圧倒的人気を誇る武内直子さん原作の「美少女戦士セーラームーン」は、セーラー服を着たセーラー戦士たちの戦いを描く作品です。そんなセーラームーンが「もしもゴシック・ファッションだったら？」を、コスプレイヤー集団のCineCosuが作成しています。

If Sailor Moon Was Goth

https://cosplay.kotaku.com/if-sailor-moon-was-goth-1828779235

ゴシック・ファッションのセーラームーンを撮影したのはコスプレ集団のCineCosuと、アーティストのTopher Orielさんたちによる撮影チーム。2018年の4月ごろから企画していたものが、9月になってようやく撮影にいたり公開されたそうです。CineCosuのDominique Zamoraさんは、「魔女もののAmerican Horror Story: Covenやザ・クラフトからモチーフを借り、暗くて薄気味悪いのに、パワフルで希望に満ちたものを作りたかった」と語っています。

そんなCineCosuによる「ゴシックなセーラームーン」は以下の通り。

全体的に暗くて陰うつな雰囲気の写真の中に、10人のセーラー戦士が並びます。



ゴシック・ファッションに身を包んだセーラー戦士が勢ぞろい。



セーラー戦士というよりも、完璧に魔女です。



左からセーラーマーズ、セーラーヴィーナス、セーラームーン、セーラージュピター、セーラーマーキュリー



セーラープルート(左奥)、セーラーウラヌス(右奥)、セーラーちびムーン(中段左)、セーラーネプチューン(中段右)、セーラーサターン(手前左)



元気はつらつなイメージの強いセーラームーンとは異なり、アンニュイな雰囲気のゴシック・セーラームーン。



ウィジャボードで何かを呼んでしまいそうなセーラーマーキュリー。



セーラーマーズは割れたガラスに写るかのような不思議な写真。



セーラージュピターはゲームオブスローンズの紅の女のような雰囲気。



腕が4本のセーラーヴィーナス



セーラーちびムーンはピンクの独特の髪型がゴシック・ファッションと絶妙にマッチしています。





独特の世界観を醸し出す写真の数々が公開されています。



CineCosuはコスプレ写真だけでなくムービーも作成しており、American Horror Story: Covenをインスパイアしながらもゴシック風のセーラームーンが登場するという独特のムービーは以下から視聴できます。

COVEN: A Sailor Moon Goth Fashion Editorial on Vimeo

なお、セーラームーンはStella Chuuさん、セーラーマーキュリーはJynxさん、セーラーマーズはHendoさん、セーラージュピターはAkemi Hoganさん、セーラーヴィーナスはJessicaさん、セーラーちびムーンはJANE×️SINさん、セーラープルートはMilynnさん、セーラーネプチューンはRian Synnthさん、セーラーウラヌスはChloeさん、セーラーサターンはMariko Cosplayさんがコスプレを担当。

企画全体のディレクションおよびムービーの撮影はDominique Zamoraさん、プロデューサー兼カメラマンはJustin Element Weddingsさんが担当。もう1人のカメラマンはTopher Orielさん、カメラアシスタントはCharles Lanさん、ムービーアシスタントはRey Cabatoさん、プロダクションマネージャーはMarvin K. Solaさん、プロダクションアシスタントはKenさんが担当。

追加写真の撮影はSquareNoodlesさんとGil Riegoさんが担当、舞台裏の撮影はGerard / ToastさんとRichard Rollandさんが担当、撮影における指導役はMel Capperino-GarciaさんとPohさん、会場の調整はEchosさんが担当しており、カメラマンやアシスタントを含めて14人ものメンバーが撮影チームとして働いたそうです。