全固体型リチウム電池、35年には2.7兆円の市場規模に
全固体電池は固体材料の電解質の採用による安全性や急速充電性能の高さが特徴。現状、電動車向けはリチウムイオン電池が主流だが、電池メーカーや材料メーカー、自動車メーカーなどが開発を進めている。
富士経済によると全固体電池の材料別では硫化物系が35年に2兆1200億円、酸化物系は同6120億円と予測する。硫化物系は活物質と固体電解質の界面形成が比較的容易なため電池の大型化がしやすく全固体電池の市場形成、拡大期をけん引するとしている。
17年の世界市場は21億円だった。欧州メーカーが自動車向けに展開する高分子系がほぼ大半を占めた。酸化物系は電子部品メーカーがIoT(モノのインターネット)やウエアラブル端末の電源用で製品化を進めている。
