転んだら起こしてね。弱いロボットだからこそできることがある
1号機は新生児の平均的な体重である3キログラムにした。大学祭などで披露したところ、高齢者や家族から「もっと軽い方が高齢者には抱きやすい」との声が多く寄せられ、軽量化したという。
重心の高さなども改良を重ね、高めにすることで足を短くし、ユーモラスな歩き方になるよう工夫した。おじぎをしたり、簡単な言葉を話したりすることも可能で、高齢者への心理効果を検証中。
転倒しても自分ですぐに立ち上がるのではなく、高齢者に支えてもらって立つようにすることなどで、高齢者に「自分の子どもを助けなければ」と思わせる設計も考えている。
高齢者向けのコミュニケーションロボは、富士ソフトの「パルロ」などが介護施設で普及する。介助用ロボットに比べて事故や故障による心配が少なく、参入企業が増えると見られている。
