耐用年数500年の構造材は誕生するか
基礎研究では北海道大がコンクリートの内部構造をナノレベルで分析する中性子装置など最先端設備を提供し、量子理論、資源化学、土木および建築材料など工学研究院に6研究グループ体制を敷く。清水建設は研究員を各2人派遣し、研究費3億円を供出する。
鉄筋コンクリートの耐久性は150年程度だが、研究により、どこまで延ばせるかを追求する。同社の井上和幸社長は「仮に500年もてば建物の作り方が変わる。オープンイノベーションの成果を期待したい」と述べた。北海道大の名和豊春総長は「本音でソリューションを考え、将来の日本に役立ち、建設業界が伸びる一助になりたい」と述べた。
