全国の生協の従業員や扶養家族が加入する「日生協健康保険組合」が、早ければ本年度いっぱいで解散する方向で検討していることが4日に分かった。解散すると、加入者は中小企業向けの協会けんぽに移ることになる。国は協会けんぽに補助金を出しており、加入者移行に伴い、国民負担が数十億円増える見通しだという。共同通信が報じた。

 解散して移行した場合、協会けんぽが発足した2008年以降では最大の移行人数となる。

生協健保組合、解散を検討 16万人、最大規模の移行(共同通信)