幼児の喫煙姿に警察が動く(画像は『Metro 2018年1月24日付「Girl, 2, filmed smoking cigarette and calling people ‘fa***ts’」(Picture: CEN)』のスクリーンショット)

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幼児の喫煙姿がネットに投稿されると、世間からは当然批判の声が殺到する。このたびも幼い女児の喫煙動画が投稿され拡散したことにより、警察が子供の親の身元を突き止めるべく捜査を開始した。英メディア『Metro』などが伝えている。

慣れた手つきで細長いタバコを持ち、煙を吸い込む幼い女児。目の前の灰皿に灰を落とす手つきもこなれている。2歳ぐらいとされる女児の周りには家族や親族だろうか、笑ったり女児に話しかける声も収められている。

女児は何度も煙を吸っては吐き出すという動作をしている。その間、大人のひとりが彼らが知っている人物について感想を尋ねると、女児は幼児が口にするべきではない下品な言葉で返答した。この2分ほどの映像がネットに投稿されると、たちまち拡散した。

動画はロシアのウラジカフカスで撮影されたものとみられており、北オセチア・アラニヤ共和国のウラジーミル・ベクシン検察官は警察に女児の両親の身元を早急に確認するように指示した。この動画の視聴者からはロシア社会への批判の声があがっているが、ロシアのメディアによると投稿者とされる女児の親が見つかり、育児放棄が証明されれば親権剥奪の可能性もあるもようだ。

幼児にタバコを与えるという、親としてはあってはならない行為。2015年にはスペインで18歳の母親が1歳娘の喫煙写真をSNSに投稿し、世間から猛批判を浴びた。さらに、昨年9月には“ジョーク”でタバコとビールを幼い我が子に押し付ける動画を投稿したアルゼンチンの10代の親にも、激しい怒りの声があがっていた。

画像は『Metro 2018年1月24日付「Girl, 2, filmed smoking cigarette and calling people ‘fa***ts’」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)