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GMOインターネットグループは12月12日、給与の一部をビットコインで受け取れる制度の導入を決定した。

同制度はビットコインの購入を目的とした給与控除を行うことで、給与手取り額の一部をビットコインで受け取ることができるというもの。4000名超の国内パートナー(従業員)を対象としており、まずは、GMOインターネットの2018年2月給与分(3月支払い)から導入し、順次グループ全体へと広げていく予定だ。

同社の取り組んでいる仮想通貨関連事業を強化していくためにも、まずはパートナー(従業員)が積極的に仮想通貨に触れることが、仮想通貨リテラシーの向上と仮想通貨事業の発展に不可欠であると考え、導入に至ったという。

制度設計案では、本人の希望(申し込み)により、給与手取り支給額の一部(下限1万円/上限10万円まで1万円刻み)を天引きし、同金額相当をビットコインの購入に充当。購入したビットコインは、給与支給日に「GMOコイン」で開設した各パートナーの口座へ振り込まれるという仕組みになる予定だ。なお、申込金額の10%を「奨励金」としてパートナーに支給するという。換算レートについては検討中。