ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet) photo : Getty Images

公開から20年経った今も多くの人に愛されている恋愛映画『タイタニック』。ケイト・ウィンスレットがオーディションについて意外な事実を明らかにしている。

スティーブン・コルベアのトーク番組「ザ・レイトショー」に出演したケイト・ウィンスレット。なんと「オーディションのときの相手役はマシュー・マコノヒーだったの。おかしくない? これをみんなの前で言ったのは初めてよ!」。実は映画会社はジャック役をマシュー・マコノヒーに演じさせたかったという。でもジェームズ・キャメロン監督がレオナルド・ディカプリオをイチオシ、レオが抜擢されるという結果に。

マシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)、レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio) photo : Getty Images

ちなみに『タイタニック』といえば船内の車の中でジャックとローズがセックスする場面が有名。2人の熱気で水滴が付いてしまったガラス窓にケイトの手が押し付けられるセクシーなシーンを覚えている人も多いはず。ケイト曰く「手を押し付ける場面は脚本に書いていなかったと思う。当日思いついたのよ。車の中の湿気は、エヴィアンのスプレーを窓に吹きかけてそういう風に見せたの」と舞台裏も激白。

レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)、ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet) photo : AFLO

ちなみに番組ではコルベアはみんなの気になっていることを質問。映画の最後、ローズがドア板に乗り、ジャックは海に入ったままで漂っているシーンについて「君は『ジャック、あなたを離さないわ』って言っているけれど……」と言われるとケイトは「そう、私、大嘘をついたの。私は手を離しちゃったし、ジャックはもっとしっかりドア板を握っているべきだったわ」と本心を露わに! 

さらにあのシーンでは、ドア板に2人乗れるのでは? という疑問の声が長年上がっているけれど、ケイトは番組であのシーンを再現。ジャックに扮したコルベアを相手に「このドア板、あなたが乗る余裕もあるわよ」とまで!

 

(問題の再現シーンは3分30秒くらいから)courtesy of The Late Show with Stephen Colbert via YouTube 

これだけ身も蓋もないコメントが次々と出てきても、これからも(たぶん)愛され続ける『タイタニック』。どんなエピソードが暴露されても、ファンを幻滅させない。これこそ真の名作かも!?

text: Yoko Nagasaka