北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は8日、日本に対して「米国の侵略戦争遂行の突撃隊、手先として積極的に乗り出す愚かな行為をやめなければならない」とする署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、米国が72年前に日本の広島と長崎に原爆を投下して莫大な被害を与えたにもかかわらず、日本の反動層が「米国の対朝鮮敵視政策とアジア支配戦略に便乗する方法で長い間、夢見てきた軍事大国化、軍国主義海外侵略の野望を実現してみようと企んでいる」と非難した。

また、「人類は、日本で強行した米帝の野獣さに歯ぎしりしながら、地球上で核戦争を終息させて恒久平和を成し遂げるために反戦平和擁護運動を力強く繰り広げている」と指摘した。

つづけて、「しかし、当事国である日本はこのような時代の流れに逆行して米帝の侵略戦争遂行の突撃隊、手先に登場することによって、国際社会の強い憤怒をかき立てている」と述べた。

さらに、朝鮮半島有事の際には、「日本列島も絶対に無事ではない」としながら、「過去自国の人民に胸痛む傷を残した米国とぐるになって奔走し、米国の侵略戦争遂行の突撃隊、手先として積極的に乗り出す愚かな行為をやめなければならない」と強調した。