11連勝以上した年はすべて優勝!“赤い西武”に心強い吉兆
◆ “2強”に待った!猛追する赤い獅子
“赤い西武”の勢いが止まらない。
首位・楽天を本拠地に迎えた3連戦で3連勝を収め、これで4カード連続のスイープ。連勝を球団3位タイの「12」まで伸ばした。
夏の恒例イベント『ライオンズ フェスティバルズ 2017』の目玉企画として、今年は赤を基調とした「炎獅子(えんじし)ユニホーム」を身にまとっている選手たち。するとこの“赤ユニ”を着用し始めた21日の日本ハム戦から破竹の連勝がスタート。今や縁起の良い勝負服として定着し、球団関係者はユニフォーム着用期間の延長も検討しているという。
とにかく投打が噛み合い、快勝を続けている期間中の西武。12連勝以上は1958年の13連勝と、1957年の14連勝の2例だけ。次のソフトバンク戦で3連勝を決めれば、球団新記録ということになる。
今季も5勝10敗と負け越す苦手な相手であるが、今の勢いと粘り強さをもってすれば若鷹軍団相手にもかんたんに負けるシーンというのは想像しにくい。
後半戦開幕直後は最大で11ゲームあった“2強”との差も、気がつけば2位までは4ゲーム、首位までも6.5ゲームと縮まってきた。ここから勝負の8月・9月、そしてその先のポストシーズンを考えても、楽天・ソフトバンクの2チームには嫌な印象を植え付けておきたいところだ。
◆ 過去の大型連勝を振り返ってみると…
なお、西武は11連勝以上をしたのが過去に5度あったが、そのいずれの年も最終的にはリーグ優勝に輝いている。V率100%――。大逆転優勝を目指すチームにとって心強いデータだ。
果たして辻西武はどこまでこの連勝を伸ばすことができるか…。4日からの天敵・ソフトバンクとの3連戦から目が離せない。
【西武の連勝記録】
▼ 1位:14連勝(1957年)
<7月27日〜8月18日>
○○○△○○○○○○○○○○△○
[期間中]
・得点:73点(平均4.56点)
・失点:29点(平均1.81点)
☆稲尾が半数の7勝、若生が5勝。
[最終成績]
132試 83勝44敗5分(.648)
☆タイトル
・最優秀選手:稲尾和久
・最優秀防御率:稲尾和久(1.37)
・最多勝利:稲尾和久(35勝)
・最高勝率:稲尾和久(.854)
・最多打点:中西太(100)
▼ 2位:13連勝(1958年)
<9月14日〜10月2日>
○○○○○○○○○△○○○○
[期間中]
・得点:69点(平均4.92点)
・失点:29点(平均1.85点)
☆稲尾が半数超えの7勝。
[最終成績]
130試 78勝47敗5分(.619)
☆タイトル
・最優秀選手:稲尾和久
・最優秀防御率:稲尾和久(1.42)
・最多勝利:稲尾和久(33勝)
・最多奪三振:稲尾和久(334)
・首位打者:中西太(.314)
・最多本塁打:中西太(23)
▼ 3位:12連勝(1991年、2017年)
<1991年8月28日〜9月17日>
○○○○△○○○○△○○○○
[期間中]
・得点:74点(平均5.28点)
・失点:27点(平均1.92点)
☆1番に現監督の辻発彦。クリーンナップは秋山・清原・デストラーデの“AKD砲”。
[最終成績]
130試 81勝43敗6分(.653)
☆タイトル
・最優秀選手:郭 泰源
・最優秀防御率:渡辺智男(2.35)
・最高勝率:工藤公康(.842)
・最多本塁打:デストラーデ(39)
・最多打点:デストラーデ(92)
<2017年7月21日〜継続中>
○○○○○○○○○○○○
[期間中]
・得点:77点(平均6.41点)
・失点:24点(平均2.00点)
☆引き分けなしの12連勝は初。
[最終成績]
???
▼ 5位:11連勝(1954年、1994年)
<1954年3月27日〜4月10日>
○○○○○○○○○○○
[期間中]
・得点:79点(平均7.18点)
・失点:23点(平均2.09点)
☆開幕11連勝!
[最終成績]
140試 90勝47敗3分(.657)
☆タイトル
・最優秀選手:大下 弘
・最高勝率:西村貞朗(.842)
・最多本塁打:中西 太(31)
<1994年9月3日〜9月20日>
○○○○○○○○○○○
[期間中]
・得点:57点(平均5.18点)
・失点:24点(平均2.18点)
☆この年も1番は現監督の辻。前年オフに秋山幸二、渡辺智男、内山智之を放出し、佐々木誠、村田勝喜、橋本武広が加入。
[最終成績]
130試 76勝52敗2分(.594)
☆タイトル
・最優秀防御率: 新谷 博(2.91)
・最高勝率:郭 泰源(.722)
・最多盗塁:佐々木誠(37)
“赤い西武”の勢いが止まらない。
首位・楽天を本拠地に迎えた3連戦で3連勝を収め、これで4カード連続のスイープ。連勝を球団3位タイの「12」まで伸ばした。
夏の恒例イベント『ライオンズ フェスティバルズ 2017』の目玉企画として、今年は赤を基調とした「炎獅子(えんじし)ユニホーム」を身にまとっている選手たち。するとこの“赤ユニ”を着用し始めた21日の日本ハム戦から破竹の連勝がスタート。今や縁起の良い勝負服として定着し、球団関係者はユニフォーム着用期間の延長も検討しているという。
今季も5勝10敗と負け越す苦手な相手であるが、今の勢いと粘り強さをもってすれば若鷹軍団相手にもかんたんに負けるシーンというのは想像しにくい。
後半戦開幕直後は最大で11ゲームあった“2強”との差も、気がつけば2位までは4ゲーム、首位までも6.5ゲームと縮まってきた。ここから勝負の8月・9月、そしてその先のポストシーズンを考えても、楽天・ソフトバンクの2チームには嫌な印象を植え付けておきたいところだ。
◆ 過去の大型連勝を振り返ってみると…
なお、西武は11連勝以上をしたのが過去に5度あったが、そのいずれの年も最終的にはリーグ優勝に輝いている。V率100%――。大逆転優勝を目指すチームにとって心強いデータだ。
果たして辻西武はどこまでこの連勝を伸ばすことができるか…。4日からの天敵・ソフトバンクとの3連戦から目が離せない。
【西武の連勝記録】
▼ 1位:14連勝(1957年)
<7月27日〜8月18日>
○○○△○○○○○○○○○○△○
[期間中]
・得点:73点(平均4.56点)
・失点:29点(平均1.81点)
☆稲尾が半数の7勝、若生が5勝。
[最終成績]
132試 83勝44敗5分(.648)
☆タイトル
・最優秀選手:稲尾和久
・最優秀防御率:稲尾和久(1.37)
・最多勝利:稲尾和久(35勝)
・最高勝率:稲尾和久(.854)
・最多打点:中西太(100)
▼ 2位:13連勝(1958年)
<9月14日〜10月2日>
○○○○○○○○○△○○○○
[期間中]
・得点:69点(平均4.92点)
・失点:29点(平均1.85点)
☆稲尾が半数超えの7勝。
[最終成績]
130試 78勝47敗5分(.619)
☆タイトル
・最優秀選手:稲尾和久
・最優秀防御率:稲尾和久(1.42)
・最多勝利:稲尾和久(33勝)
・最多奪三振:稲尾和久(334)
・首位打者:中西太(.314)
・最多本塁打:中西太(23)
▼ 3位:12連勝(1991年、2017年)
<1991年8月28日〜9月17日>
○○○○△○○○○△○○○○
[期間中]
・得点:74点(平均5.28点)
・失点:27点(平均1.92点)
☆1番に現監督の辻発彦。クリーンナップは秋山・清原・デストラーデの“AKD砲”。
[最終成績]
130試 81勝43敗6分(.653)
☆タイトル
・最優秀選手:郭 泰源
・最優秀防御率:渡辺智男(2.35)
・最高勝率:工藤公康(.842)
・最多本塁打:デストラーデ(39)
・最多打点:デストラーデ(92)
<2017年7月21日〜継続中>
○○○○○○○○○○○○
[期間中]
・得点:77点(平均6.41点)
・失点:24点(平均2.00点)
☆引き分けなしの12連勝は初。
[最終成績]
???
▼ 5位:11連勝(1954年、1994年)
<1954年3月27日〜4月10日>
○○○○○○○○○○○
[期間中]
・得点:79点(平均7.18点)
・失点:23点(平均2.09点)
☆開幕11連勝!
[最終成績]
140試 90勝47敗3分(.657)
☆タイトル
・最優秀選手:大下 弘
・最高勝率:西村貞朗(.842)
・最多本塁打:中西 太(31)
<1994年9月3日〜9月20日>
○○○○○○○○○○○
[期間中]
・得点:57点(平均5.18点)
・失点:24点(平均2.18点)
☆この年も1番は現監督の辻。前年オフに秋山幸二、渡辺智男、内山智之を放出し、佐々木誠、村田勝喜、橋本武広が加入。
[最終成績]
130試 76勝52敗2分(.594)
☆タイトル
・最優秀防御率: 新谷 博(2.91)
・最高勝率:郭 泰源(.722)
・最多盗塁:佐々木誠(37)